小学校学習指導要領の別表「学年別漢字配当表」の改定に伴い、常用漢字の音訓の小学校、中学校及び高等学校等の学校段階ごとの割り振りを変更するとともに、付表の語を追加しました。 |
1.割り振りの変更等は、これまでの学校教育における音訓の取扱いなどを踏まえ、主として次の視点を考慮して行ったものです。
(1)児童生徒の発達の段階や学習上の負担
(2)日常生活や学校生活での必要性
(3)社会生活における必要性
(4)漢字のもつ意味の理解
なお、今回変更した音訓の学校段階ごとの割り振りは、「音訓の小・中・高等学校段階別割り振り表」(平成3年3月作成,平成23年3月一部補訂)と同様、各学校段階において指導することを目安として示したものであるので、各学校においては、教科書教材などとの関連を考慮して弾力的に取り扱うことができます。
2.変更後の「音訓の小・中・高等学校段階別割り振り表」に基づく音訓の取扱いは、小学校においては平成32年度から、中学校においては平成33年度から実施することとなっています。なお,実施年度より前においても、その必要性や使用頻度等を勘案し、児童生徒や地域の実態等に応じて、適宜取り扱うことができます。
教育課程第三係
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