デジタルな形態を含む新たな教科書について

今後のデジタル教科書の在り方について、中央教育審議会の下に設置されたデジタル教科書推進ワーキンググループにおいて検討が行われ、令和7年9月に「デジタル教科書推進ワーキンググループ 審議まとめ ~学びの可能性を広げる教科書を~」PDF(2.2MB)が公表されました。

この審議まとめを踏まえ、学校教育法等の一部を改正する法律が令和8年6月に成立しました。
この法律は、デジタル化自体を目的とするものではなく、これまで紙だけが認められていた教科書について、デジタルを取り入れて作成することを可能とすることにより、教科書の内容をより分かりやすく、学びやすくすることが目的です。

本ページでは、学校教育法等の一部を改正する法律に関する事項や、次期学習指導要領の実施に合わせて使用を開始する「デジタルな形態を含む新たな教科書」に関する情報を紹介します。

【学校教育法等の一部を改正する法律の公布について】

 

【よくある質問について】

Q1:教科書が全部デジタルになるの?
A1:いいえ。紙とデジタルの良さを組み合わせるなど、子供たちにとって、より分かりやすい教科書にすることを目指します!

「教科書のこれから」について説明する画像。 「教科書が全部デジタルになるの?」という質問に対し、「いいえ。紙とデジタルのよさを組み合わせる など、子供たちにとって、よりわかりやすい教科書になります!」と回答している。 下部には紙の教科書のイラストとデジタル教科書を表示したタブレットのイラストが並んでいる。

Q2:教科書にデジタルを取り入れると質が下がってしまうのでは?
A2:いいえ。日本では、国による検定に合格したもののみが教科書として認められます。新制度では、デジタル部分も検定の対象とし、質の保証を実現します!

「教科書にデジタルを取り入れると質が下がってしまうのでは?」という質問に対し、「い いえ。日本では、国による検定に合格したもののみが教科書として認められます。新制度で は、デジタル部分も検定の対象として、質の保証を実現します!」と回答している画像。 画像の下半分には「これからの教科書づくりのイメージ」として、〈紙のみ〉〈デジタルのみ〉 〈ハイブリッド〉の3つが示されている。〈紙のみ〉は本のアイコンに「二次元コードもな し」という吹き出しがついている。〈デジタルのみ〉はタブレットのアイコンに「教科特性・ 発達段階も踏まえて作成」という吹き出しがついている。〈ハイブリッド〉は本のアイコン の中にある二次元コードから矢印が伸び、タブレットのアイコンにつながっている。吹き出 しには「紙とデジタルを組み合わせた教科書」とある。〈ハイブリッド〉のタブレット部分 と〈デジタルのみ〉のタブレットのアイコンが太枠で括られており、「デジタル部分も検定 の対象に!」という説明がついている。

Q3:教科書の「検定」って何?

A3:教科書検定とは、国が「教科書として適切かどうか」を審査することです。我が国は長年、検定制度によって教科書の質を担保してきました。

 

「教科書の「検定」って何?」という質問に対し、「教科書検定とは、国が「教科書として 適切かどうか」を審査することです。我が国は長年、検定制度によって教科書の質を担保し てきました。」と回答している画像。 画像の下半分には、民間会社が教科書の案を作成し、検定申請を行い、文部科学大臣による 検定(審議会で専門的に審査)を経て、合格してはじめて教科書になる流れが矢印で示され ている。最下部には、「教科書制度の概要(文部科学省 HP)より」と載っている。

 

Q4:教科書を選定するための労力が一気に増大するのでは?
A4:いいえ。デジタルを含む教科書づくりが可能になったとしても、採択の候補となる教科書の数が一気に増えることはないと考えています。
 また、二次元コード先のデジタルコンテンツを精選することで、採択の負担を軽減していきます。

 

「教科書を選定するための労力が一気に増大するのでは?」という質問に対し、「いいえ。デジタルを含む教科書づくりが可能になったとしても、採択の候補となる教科書の数が一気に増えることはないと考えています。また、二次元コード先のデジタルコンテンツを精選することで、採択の負担を軽減していきます。」という回答が記載されている。

 

「教科書づくりに、3つのバリエーションができます!」という見出しのもと、3種類の教科書のバリエーションをイラストで説明している。①〈紙のみ〉:本のイラストに「二次元コードもなし」の吹き出し。②〈デジタルのみ〉:タブレット端末のイラストに「教科特性・発達段階を踏まえて判断」の吹き出し。③〈ハイブリッド〉:本に二次元コードが付き、矢印でタブレット端末につながるイラストに「紙とデジタルを組み合わせた教科書」の吹き出し。下部に「Next: では教科書の数が3倍になるの?→」と次スライドへの誘導がある。

 

オレンジ色の警告三角アイコン(!)のあと、「「同じ内容の教科書が3つの形態で発行され、教科書の数が3倍になる」わけではありません!」と大きく表示されている。その下に〈紙のみ〉〈ハイブリッド〉〈デジタルのみ〉の3形態のイラストを横並びで示す。続いて「文部科学大臣の示す指針をもとに、各教科書発行者が適切な形態を判断して教科書をつくります!」という説明がボックス内に記載。下部に「Next: 二次元コード先のコンテンツの量について→」と次スライドへの誘導がある。

見出し「二次元コード先のデジタルコンテンツも精選します!」のもと、法改正前後を上下に比較している。上段〈今まで〉:教科書の二次元コードから動画・音声などのコンテンツへつなぐ図。「二次元コード先(動画・音声など)は「教材」→検定対象でない」と説明があり、「デジタルコンテンツが急増し、教科書採択の負担となっている実態」と課題を示す。中央にオレンジ色の大きな下向き矢印と「法改正後」の文字。下段〈これから〉:同様の図で「二次元コード先(動画・音声など)も「教科書」→検定の対象に」という説明があり、「教科書として必要な内容に精選・質の保証を実現」と説明。

お問合せ先

初等中等教育局教科書課

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