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検定意見書
受理番号 17-206 | 学校 高等学校 | 教科 地理歴史 | 種目 世界史A | 学年 |
番号 | 指摘箇所 | 指摘事項 | 指摘事由 | 検定基準 | |
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頁 | 行 | ||||
1 | 20 | 13〜15 | イスラーム文明の担い手はアラブ人だけではなく,先住民であるイラン人や10世紀以降西アジアに進出したトルコ人も,それぞれ民族的な特色を生かして独自な文明を形成した。 | イスラーム文明の民族的広がりについて誤解するおそれのある表現である。 | 3-(2) |
2 | 27 | 側注![]() |
ドイツを中心とする商業都市の同盟。最盛期にはロンドン(イギリス)からノヴゴロド(ロシア)までふくみ,政治的勢力をふるった。 | ハンザ同盟のなかにロンドン・ノヴゴロドを含めるのは不正確である。 | 3-(1) |
3 | 53 | 地図 | 小琉球(台湾)の色分け | 明の領域に台湾を含めることは誤りである。 | 3-(1) |
4 | 77 | 側注![]() |
メートル法は世界普遍の度量衡として,このときに定められた。 | 国民議会がメートル法を定めたかのように誤解するおそれのある表現である。 | 3-(2) |
5 | 78 | 6〜7 | この時期には女性もふくめて民衆運動がもっともさかんだったが, | フランス革命における女性と民衆運動の関係について理解し難い表現である。 | 3-(2) |
6 | 110 | 側注![]() |
独立の承認にともない,朝鮮は国号を大韓と定めた。 | 朝鮮の独立と国号の変更の関係について誤解するおそれのある表現である。 | 3-(2) |
7 | 117 | 15〜17 | ロシアでは,世紀末から工業化のすすむなかで,自由主義の立憲民主党,ナロードニキの流れをくむ社会革命党,マルクス主義のロシア社会民主労働党などがうまれていた。 | 立憲民主党の結成時期を誤解するおそれのある表現である。 | 3-(2) |
8 | 124 | 側注![]() |
1907年,韓国皇帝高宗はハーグの万国平和会議に密使をおくって,日韓協約の無効を訴えようとしたが,日本にもみ消された。 | ハーグ密使事件について誤解するおそれのある表現である。 | 3-(2) |
9 | 126 | 4〜5 | 外国からの借金で幹線鉄道を国有化し外国に建設をすすめさせようとしたが, | 外国からの借款と幹線鉄道の国有化との関係についての記述が誤りである。 | 3-(1) |
10 | 159 | 9〜10 | さらにソ連はドイツの攻撃にそなえてバルト3国に基地を要求し,フィンランドを占領した。 | フィンランド全土を占領したかのように誤解するおそれのある表現である。 | 3-(2) |
11 | 172 | 20〜21 | 73年にニクソン大統領がベトナム(パリ)和平協定による屈辱的なベトナム撤兵を決心したのも, | ベトナム(パリ)和平協定によって,ベトナム撤兵が始まったかのように誤解するおそれのある表現である。 | 3-(2) |
12 | 176 | 20〜22 | 林彪が軍部の力で混乱に終止符をうとうとして党内で孤立し,71年に失脚すると, | いわゆる林彪事件について理解し難い表現である。 | 3-(2) |
13 | 192 | 15 | ベトナムを失ったアメリカはソ連に対抗するため中国に接近する一方, | アメリカの対中接近の理由について誤解するおそれのある表現である。 | 3-(2) |
14 | 198 | 左1〜3 | ボスニア=ヘルツェゴヴィナのクロアティア人とセルビア人,コソヴォのマケドニア人はイスラーム教 | 不正確である。 | 3-(1) |
15 | 裏見返し | 酸性雨により破壊されたアパラチア山脈(アメリカ合衆国)の森林 | 森林破壊の原因が,酸性雨のみにあるように誤解するおそれのある表現である。 | 3-(2) |
検定基準の欄には、義務教育諸学校教科用図書検定基準又は高等学校教科用図書検定基準の第2章及び第3章に掲げる項目のうち、該当するものの番号を示す。 |
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