「拡大教科書」の普及充実にかかる取組状況について
「拡大教科書」の普及充実については、平成18年7月に文部科学大臣から各教科書発行者に対して、書簡により、
- ボランティア団体への教科書デジタルデータの提供
- 教科書発行者における拡大教科書の発行の検討
を要請するなど取組を促進している。
なお、平成19年12月には、一部の教科書について、教科書本文デジタルデータが提供されたところであり、教科書発行者における拡大教科書の発行も一部始まっている。
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教科書発行者及び民間出版社における拡大教科書発行状況一覧
ボランティア団体へのデジタルデータの提供について
(1)提供されるデータについて
教科書本文(写真の解説等を含む)プレーンテキストデータ
- 計 32種42点(小学校用 16種26点、中学校用 16種16点)
- 該当種目に対して全教科書発行者
(2)提供されるデータの内容について
- テキストデータ
タイトル、本文、写真・イラストの解説、脚注・側注、ふきだし、著者紹介等、表組(テキストデータに分解)、柱
- 画像データ(JPEG)
頻繁する約物、アイコン(記号)、国語の筆順表示
(3)提供先について
- 弱視の児童・生徒に当該教科書の「拡大教科書」を製作する者
- 当該教科書を点字により複製した「点字教科書」を製作する者
- 視覚障害の児童・生徒用に音声読み上げのコンピューターソフトを利用した教科書に準ずる教材を製作する非営利団体(この場合は、教材製作者は別途著作権の使用許諾を得ることが必要です。)
デジタルデータの提供にかかる申請等のお問い合わせは、社団法人教科書協会 事務局(電話 03-5606-9781)まで

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