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都道府県等名 具体的な内容
島根県  平成11年11月30日の「県立学校再編成基本計画」を受け、定時制・通信制課程の再編成について検討するため、平成13年11月27日に「定時制・通信制課程再編成検討委員会」を設置し、今後の定時制・通信制のあり方について諮問した。平成14年11月27日同委員会より「自由な学びを応援する高校をめざして」と題する答申を受けた。答申の趣旨を踏まえ、望ましい定時制・通信制教育のあり方とその実現のための施策を示すべきところであるが、本県の危機的な財政状況から、具体的な計画を示すことが困難な状況にあリ、具体的な計画については引き続き検討を行うこととした。
 また、「県立学校再編成基本計画」は、平成11年度から平成20年度までの計画を示し、平成15年度までを前期として、再編成事項を具体的に示し、これまで年次的に学科改編等を実施してきた。
 平成16年度以降の後期についての具体的な再編成事項については、現在、「県立学校再編成基本計画」の趣旨を踏襲した「県立学校後期再編成計画」を教育庁内において策定中である。
 平成16年3月10日に「県立学校後期再編成計画」(案)を公表し、外部意見を聴取した上で、平成16年4月末を目途に「県立学校後期再編成計画」を発表する予定である。
岡山県
  • 入学者選抜の改善
    1. 高等学校の入学者選抜資料としての調査書の各教科の評定について、これまでの集団に準拠した評価(いわゆる「相対評価」)による評定に代えて、目標に準拠した評価(「いわゆる絶対評価」)による5段階の評定とする。(平成15年度入学者選抜から実施)
    2. 平成16年度から、一般入学者選抜の独力検査で、学校独自問題を導入した。(3校で実施)
    3. 平成17年度から自己推薦による入学者選抜が可能となるよう、実施形態、実施体制等について検討する。
  • 新しい構想に基づく高校づくり推進事業
    1. 平成14年11月に、高等学校の新しい構想づくり懇話会を設置し、既成の概念にとらわれない新しい学校の形態や時代の進展に対応した多様な教育システムについて検討を行い、平成15年3月に県教育長に報告書を提出した。
    2. 平成15年度は、新しい構想に基づく高校づくり研究委員会を設置するとともに、新しい構想に基づく高校づくり推進校を設け、実践的な研究を進め、平成16年3月に中間まとめを発表した。
    3. 平成16年度も引き続き、新しい構想に基づく高校づくり研究委員会と新しい構想に基づく高校づくり推進校よる実践的な研究を進め、最終まとめを出すとともに、17年度以降の導入検討につなげる。
広島県
  • 通学区域
     平成15年度入試から普通科の通学区域を15から6学区に拡大し、普通科のコースや総合学科などは通学区域を全県一円とした。他学区からの入学限度枠(調整率)についても、5%から30%に引き上げを行った。
     今後、答申であるべき姿と提言された全県一円化について、検討を進める。
  • 入試制度
     平成15年度入試から選抜(1)(推薦入試)の定員枠を、学区が全県一円となる学校で拡大するとともに選抜(2)(一般入試)における学校独自の入試問題作成を可能にしたり(平成15年1校1コースにおいて、数学の問題を県教委作成の問題に加えて実施)、入試日程を繰下げるなどの改正を行った。
     (通学区域見直しと併せてパンフレット作成、配布)
  • 特色ある学校づくり
     「専門高校・専門学科再編整備第一次実施計画」を策定
    • 専門高校拠点校の指定…農業、工業,商業の各分野2校ずつを指定し、県内の専門教育をリード
    • 総合技術高校の設置を決定…複数の学科を設置し、学科の枠を超えて科目履修を行うことや、地域の産業界と連携しながら、幅広い視野と確かな職業観・勤労観をもった人材を育成する総合技術高校を平成17年度に開校する。
    ※ 県立高校の再編整備基本計画に基づき、計画的に再編整備を進めていく。
山口県
  • 高校教育改革を推進するための基本的で重要な条件整備の一つとして、平成14年度から公立高校普通科の通学区域を従来の26学区から教育事務所管区を基本とした7学区に改善した。
     こうした改善を踏まえ、生徒が多様な学校の中から自分の個性に応じて学びたい学校を主体的に選択できるよう、各高等学校の特色づくりを推進することが当面の重要な課題となっている。
  • 県立高校活性化プラン策定事業
     趣旨 県立普通科高校において、これまで以上に地域の声を反映した特色ある学校づくりを推進する。
    • 各普通科高校に、地域の方々を外部委員として加えた「地域協議会」を設置し、各学校の特色づくりプランを検討する。
    • 「県立高校活性化プラン検討協議会」を設置し、各学校の特色づくり及び活性化方策について全県的視野から検討し、県立高校活性化プランを作成する。
  • 高大連携教育実践モデル事業
     趣旨 生徒の個性を重視した選択幅の広い教育の実現のため、単位認定も視野に入れた山口県らしい高大連携を研究する。"

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初等中等教育局初等中等教育企画課教育制度改革室

(初等中等教育局初等中等教育企画課教育制度改革室)

-- 登録:平成21年以前 --