都道府県等名 |
具体的な内容 |
埼玉県 |
「21世紀いきいきハイスクール推進計画(中期を中心とした計画)」
第3章 彩りゆたかな高校づくり -県立高校の再編整備-
生徒数の減少に対応するとともに、新しい時代に対応した魅力ある県立高校づくりの観点から、各学校の活性化・特色化をめざし、再編整備を進める。
- 単位制システムの全県的拡大
- (1)単位制のシステムの活用の拡大
- (2)学校外における様々な学習成果等の単位認定の積極的活用
- 生徒の実態に応じた柔軟なシステムの導入
- (1)二学期制の導入の推進
- (2)学級編制の弾力化
- 普通科高校の特色化の推進
- (1)特定の分野に重点を置いた特色ある普通科高校づくりの推進
- (2)県立高校特色化企画事業の実施
- (3)多様な選択科目の開設や特色ある類型設置の推進
- (4)普通科における学科再編の推進
- (5)普通科におけるコースの在り方の検討
- 専門高校の改善の推進
- (1)専門学科における学科再編の推進
- (2)情報活用能力や実践的な語学力の育成
- (3)技能審査の成果の単位認定
- (4)県立高校特色化企画事業の実施
- (5)社会人講師の積極的活用
- (6)就業体験(インターンシップ)の推進
- (7)総合選択制の導入の推進
- (8)くくり募集の実施の検討
- 定時制・通信制教育の改善の推進
- (1)単位制のシステムの活用や導入の推進
- (2)二学期制の導入の推進
- (3)秋季入学制度の検討
- (4)学校外における様々な学習成果等の単位認定の積極的活用
- 特色ある学校の設置
- (1)全日制単位制高校の設置
- (2)総合学科高校の設置
- (3)新しい発想の定時制・通信制高校(通称:パレットスクール)の設置
- (4)中高一貫教育校の設置
- (5)大学進学実績の向上をめざす高校の指定
- (6)学び直しなどを通し生徒の可能性を伸ばす高校(通称:ステップアップスクール)の指定
- (7)情報に関する学科をもつ専門高校の設置
- (8)福祉の関する学科(系列)、環境に関する学科(系列)の設置
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千葉県 |
- 県立高等学校再編計画の概要
- 計画の目標年次
平成14年度~平成23年度末
- 目指すべき県立高等学校像(基本的なコンセプト)
- 生徒がその個性を最大限に生かせ、夢の実現に一役買ってくれる学校
- 生徒や教職員が生き生きと活動して、元気のある学校
- 地域の人が集い、地域に愛される学校
- 再編の方向性
- 学校規模や配置の適正化
- やり直しのきくシステムの構築
- 学校の再編・学科の再構成
- 選択幅の拡大
- 開かれた学校づくり
- 施設設備の有効活用
- 入学者選抜方法の工夫と改善
- 魅力ある高等学校の設置
- 単位制高校(16校程度)
- 総合学科の設置(9校程度)
- 中高一貫教育校(中等教育学校2校程度、連携型2校程度)
- (仮称)総合技術高校(2校程度)
- 「芸術科」の設置(2校程度)
- 「情報科」の設置(2校程度)
- 女子校の共学化(原則共学化、2校程度は留保)
- 国際高校の充実(教育内容等のさらなる充実)
- 学校の配置及び学科の再構成
- (1)県全体の学校配置
- 142校→127校程度にする
- 学校規模の適正化及び学科の再構成を行う
(適正規模:1学級40人換算で原則1学年4~8学級)
- (2)全日制高校の配置
- 141校→123校程度にする
- 各学科の見直しと新たな学科の設置
- (3)定時制高校の配置
- 三部制定時制高校の設置(3校程度)
- 夜間定時制併置校を12校程度にする
- (4)通信制高校の配置
- 第1期実施プログラムの概要
- 統合
- 単位制高校(全日制、総合学科を除く)
- 総合学科(全日制)
- 中高一貫教育校(全日制)
- 女子校の共学化
- 芸術科等の設置
- 芸術科の設置 1校
- 観光系の教科科目の設置 1校
- 環境系の教科科目の設置 1校
- 三部制定時制高校の設置 1校
- 通信制独立校の設置 1校
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東京都 |
- 都立高校長期構想懇談会
- 諮問年月日:平成8年1月29日
- 公募による委員4名、学識経験者11名、学校及び行政機関の関係者10名 計25名
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- 都立高校の個性化・特色化に関すること
- 教職員配置、施設設備などの教育諸条件の整備に関すること
- 都立高校の規模及び配置の適正化に関すること
- その他上記に関連する都立高校の改革に関すること
- 答申年月日:平成9年1月25日「これからの都立高校の在り方について」
- 都立高校の課題と対応
- 「都立高校の個性化・特色化」の推進について
- 教育諸条件の整備について
- 都立高校の規模及び配置の適正化について
- 関連する諸課題への対応について
- 平成9年9月 都立高校改革推進計画・長期計画(平成9年度~18年度)及び第一次実施計画 (長期計画のうち、平成9年度~11年度を具体化)の策定
平成11年10月都立高校改革推進計画・第二次実施計画 (長期計画のうち、平成12年度~14年度を具体化)の策定
平成14年10月都立高校改革推進計画・新たな実施計画 (長期計画の見直しを行うと伴に、平成15年度~18年度を具体化)の策定
〔長期計画〕
全日制 新しいタイプの高等学校等(総合学科・単位制・中高一貫6年制学校)の設置 39校
定時制 チャレンジスクールの設置 5校 ・ 単位制高校(昼間定時制)の設置 1校
新たなタイプの昼夜間定時制 4校 (通信制) 1校設置
〔第一次実施計画〕
総合学科高校の設置 2校 ・ 単位制高校の設置(総合学科・チャレンジスクールを除く) 4校
チャレンジスクールの設置 3校 ・ その他の高校 2校
〔第二次実施計画〕
総合学科高校の設置 5校 ・ 単位制高校の設置(総合学科・チャレンジスクールを除く) 8校
チャレンジスクールの設置 1校 ・ 中高一貫6年制学校 1校 ・ その他の高校 2校
〔新たな実施計画〕
総合学科高校の設置 2校 ・ 単位制高校の設置(総合学科・チャレンジスクールを除く) 4校 チャレンジスクールの設置 1校 ・ 中高一貫6年制学校 9校 ・ その他の高校 5校
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神奈川県 |
「活力と魅力ある県立高校をめざして」県立高校改革推進計画(平成11年11月)
- 平成12年度を初年度として概ね10か年の間に実施する計画の目標と内容
- 「多様で柔軟な高校教育の展開」「地域や社会に開かれた高校づくり」「活力ある教育活動を展開するための規模及び配置の適性化」の3つを基本方向に県立高校改革を推進する。
「多様で柔軟な高校教育の展開」
- 新しいタイプの高校の拡大
- 単位制による普通科高校・・・特色ある科目や専門性の高い科目など、幅広い選択科目を開設し、進路希望や興味・関心などにあわせて学習することができる。
- フレキシブルスクール・・・一人ひとりの学習ペースや生活スタイルにあわせて学習計画を立てて学習することができる。
- 総合学科高校・・・将来への進路への自覚を深め、普通科目から専門科目にわたる幅広い科目から、主体的に選択して学習することができる。
- 新たな専門高校・専門学科
国際化、情報化の進展や科学技術の高度化、福祉、環境問題への取組など、社会の変化に柔軟に対応する学習を充実する。
- 普通科高校の特色づくりの推進
- すべての普通科高校において、一人ひとりの特性や進路希望、幅広い興味・関心に応じることができるよう、特色ある教育活動を一層展開し、多様な教育の提供を進める。
- そのため、各高校の教育活動への支援の充実や施設設備の整備を図る。
- 専門高校の魅力づくり
- スペシャリストとしての専門性を身につけることや、卒業後も継続的に学ぶといった多様な進路希望や興味・関心に応えるための教育内容の展開や、職業意識を高めるインターンシップの拡大など地域や産業界とのパートナーシップの確立を図る。
- 定時制課程・通信制課程の改善
- 定時制課程・通信制課程においては、勤労青少年だけでなく、さまざまな生徒が学んでおり、一人ひとりの興味・関心や学ぶ目的に応じた展開が一層求められている。
- そのため、多様な学習ニーズや生活スタイルに応じる柔軟な形態による教育活動を推進するとともに、定時制における新しいタイプの高校の設置や通信制教育の今後のあり方について検討を進める。
- 中高一貫教育校の検討・設置
- 中高一貫教育は、6年間というスパンでゆとりある学校生活を提供し、幅広い年齢集団による学校生活、多彩で豊かな教育内容の展開を通じて、個性や創造性を伸ばすことをめざした教育を進めることができる。
- そのため、中高一貫教育実践協力推進校などの研究成果を踏まえ、神奈川らしい中高一貫教育の実現をめざして検討を進め、モデル校を設置する。
- 個に応じた学習活動の展開
- 一人ひとりの学ぶ目的や特性・学習状況に着目し、学習者が主体となった学びの場をつくるため、学習指導の改善、学習支援の充実に取り組むとともに、学習環境の整備を進める。
- 教育課程の弾力化の充実
- 一人ひとりの能力や適性を伸長し、主体的な選択により学習を進めることができるよう幅広い選択科目の展開や単位制の活用を図り、教育課程の弾力化を進める。
- 多様な学習機会の拡大
- 得意な能力や各自が努力した結果、自分の学校以外での学習活動の成果を生かすことができるよう、さまざまな学習機会を設定する。
- 柔軟な受け入れ体制の確立
- 県立高校全体で、進路変更による転学の弾力化や中途退学者の積極的な受け入れ、社会人の受け入れを図るなど柔軟な体制づくりを進める。
- 中途退学等の課題への対応
- 不本意な入学をなくし、一人ひとりの特性や学習状況などに応じた学習活動の展開やきめ細かな個別の教育相談の体制づくりを進めるなど、計画全体にわたる取組を総合して中途退学等の課題に対応する。
「地域や社会に開かれた高校づくり」
- 地域・社会との連携・交流の推進
- 教育活動において中学校等との連携を進めるとともに、各校の特色ある教育内容の広報を充実する。
- また、地域の方々の力で高校の教育活動を実りあるものにしていただくことや、高校の施設や人材を地域活動に役立てていただくなど、高校と地域が互いに協力しあう体制づくりを進める。
- 地域の意見を反映した学校づくり
- 各学校が地域に親しまれ、地域の方々の学校に対する理解がより深まるよう、各学校のさまざまな活動について、積極的な情報発信に取り組むとともに、地域の方々の意見を反映した学校づくりを進める。
「活力ある教育活動を展開するための規模及び配置の適性化」
- 現状と課題
- 生徒数の減少にともなって、学校の小規模化が進んでいる。今後も活力ある教育活動を展開していくためには、適正な学校規模を確保する必要がある。
- また、生徒の多様なニーズに応えるため、新しいタイプの高校など特色ある高校の配置を拡大する必要がある。
- 全日制課程の再編整備の基本的な考え方
- 県立高校(全日制課程)の適正な規模を確保するとともに、新しいタイプの高校等の設置を拡大するため、県立高校の再編整備を実施する。
- 再編整備は、既設高校の発展的統合や単独の高校の改編によって推進する。
- 全日制課程の適正配置
- 前期計画では、14組(28校)の高校で再編統合を実施し、統合後は新しいタイプの高校に生まれ変わり、単独校の改編もあわせ、新しいタイプの高校等が20校誕生する。前期計画の再編整備後には、現在の県立高校166校が152校となる。
- また、計画期間全体を通して、再編統合により25~30校減となる。
- 定時制課程・通信制課程の適正配置
- 定時制課程では、生徒数の減少が長期的に続いている。一方、通信制課程では、近年、生徒数の増加が見られる。こうした生徒の動向やニーズの多様化などを踏まえ、定時制課程・通信制課程の適正配置を図る。
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