(5)検討状況(公立のみ)

都道府県等名 検討状況
北海道
  • (「1 総合学科の設置について」を参照)
青森県
  • 県立高等学校教育改革実施計画[第1次(素案)]において、全日制単位制高校の拡充として1学区への設置を推進することとしている。
  • この素案は平成12年10月に公表しており、関係者や広く県民からの意見を聞き、成案としてとりまとめる予定である。
茨城県
  • 平成13年9月に策定した「県立高等学校再編整備の基本構想」で、本県の既設校において「単位制をとの方針を定めたので、今後、段階的に策定する具体の計画において位置付け、その増設を図っていく考えである。導入した成果が認められるので、さらに設置することに努め、生徒や保護者の学校選択幅の拡大を図る」
栃木県
  • 県政施策の今期総合計画(平成13年度~17年度)中に、全県的な適正配置をより一層図れるよう検討を進めている。
群馬県
  • 13年度に「高校教育改革基本方針」を策定し、14年度から18年度までの整備計画を公表した。今後、19年度以降の計画を検討していくこととしている。
埼玉県
  • 平成25年度に、全日制単位制高校の設置校数を20校~とする方向性を示し、具体化に向けて検討中である。
千葉県
  • 昨年9月に公表した「県立高等学校再編計画案」の中では、「単位制高校を15~20校設置する。なお、設置に当たっては、既設校を転換する。」としており、これまでいただいた意見等を踏まえ、具体的な学校を定め、平成14年度のできるだけ早い時期に公表する予定で準備を進めている。
東京都
  • 単位制総合学科については、各学区(島しょを除く10学区)に1校程度を設置することとしている。
  • 現在、都立高校改革推進計画・第一次実施計画(平成9年~平成11年)及び第二次実施計画(平成12年~平成14年)では、7つの学区での設置を計画化しており、既設の1校と合わせて8つの学区に設置する予定である。なお、残りの2つの学区については、14年秋に策定する予定の新たな実施計画(平成15年~平成18年)の中で計画化する。
新潟県
  • 総合学科を生徒が通学できる範囲に1校は設置する方向で検討。
長野県
  • 既存の施設を利用して導入を検討中。
静岡県
  • 各学区(10学区)1校程度の設置を予定している。
愛知県
  • (「1 総合学科の設置について」を参照)
三重県
  • 県立高校再編活性化計画を実施し、県内すべての普通科に単位制を導入することを視野に入れて検討している。
滋賀県
  • 玉川高校、野洲高校に、県教育委員会研究指定校として、単位制高等学校の教育課程の編成および指導内容・方法についての調査・研究を委嘱している。
京都府
  • 本年秋をめどに策定する府立高校の再編整備計画全体構想の中で在り方を検討中。
兵庫県
  • 県立高等学校教育改革第一次実施計画に基づき、全日制の単位制高等学校を原則として県下7地域に各1校、学校数や生徒数が多い地域については複数校設置する。
  • 今後、同後期の推進計画対象校の検討を行うこととしている。
和歌山県
  • (「1 総合学科の設置について」を参照)
岡山県
  • 県立高等学校の教育体制整備に伴う設置学科の在り方や高等学校の魅力づくりに関し、単位制高校の導入を検討。
徳島県
  • 平成16年度に県立高校1校に平成16年度導入を予定している。また、平成21年度までに4校程度導入することを予定している。
高知県
  • 県立高等学校教育問題検討委員会の報告(平成12年11月)に基づき、設置について検討している。
福岡県
  • 平成12年12月26日に「県立高等学校再編整備に関する第一次実施計画」を策定した。
  • その中で全日制単位制高校を平成20年度までに県内4地区にそれぞれ2校程度導入することを公表した。
熊本県
  • 平成11年12月2日に「熊本県県立高等学校教育整備推進協議会」から報告書が提出され、「総合学科を含む全日制単位制」に関しては、次のような内容であった。
    1. 天草上島の3校(倉岳高校、松島商業、天草東高校)を統合し、総合学科の高校とすること。
    2. 翔陽高校において一定の成果が見られることから、新たに導入することが望ましい。設置場所については、地域バランスを考慮し、再編整備との関連で検討する必要がある。
    3. 湧心館高校においては、高倍率の希望者で推移しているが、全日制単位制のシステムそのものの運用に関してはまだ課題があることから、今後、他の高等学校に導入する場合は慎重に検討する必要がある。
  • 上記の提言を受け、現在検討中。
宮崎県
  • 県立学校教育改革推進協議会において、検討を行っている。平成13年度の協議では生徒一人一人の個性や特性、進路希望等に応じた多様な学習を可能とする単位制を全日制課程に導入することは、柔軟な学びのシステムを実現するものとして期待できるという基本的な考え方が示された。
鹿児島県
  • 新たな全日制単位制高校の設置については、現在「県公立高等学校改革推進協議会」において、単位制高校を含めた特色ある学校づくり等について、協議を進めているところであり、今後、この協議会の報告を踏まえ、本県の実情に即した設置を検討する。
沖縄県
  • 県立高等学校編成整備計画(平成14年~平成23年)の策定作業を進めているところである。
札幌市
  • 札幌市立高等学校教育改革推進協議会からの答申を基に、教育委員会内において検討中。
川崎市
  • 平成14年3月に「川崎市立高等学校教育振興計画(案)」を策定。研究を進めていく予定。
  • 平成14年度には、全日制課程について「(仮称)新しい視点による学校・学科・研究委員会」を設置し、
名古屋市
  • 「今後の市立高校の在り方研究会議」において総合的に研究・検討中。
京都市
  • 社会の変化や生徒のニーズの多様化、生徒数の減少等に対応した高校教育の活性化に向け、多用な検討を行っている。
  • 全日制課程における単位制高校についても、中学卒業者の多様な興味・関心や進路意識等に対応するための重要な取組として、その設置趣旨・基本理念を生かした新たな高校教育改善方策を実現できるよう検討を行っている。

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初等中等教育局初等中等教育企画課教育制度改革室

(初等中等教育局初等中等教育企画課教育制度改革室)

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