群馬県立富岡高等学校教諭 関根正弘氏 インタビュー概要

1.実施日

平成23年6月1日(水曜日)

2.インタビュー対象者

群馬県立富岡高等学校教諭 関根正弘 氏

3.概要

(過疎化に伴う生徒の確保)

地域の過疎化が進み、若い人が少ない状況にある。学校の特色を一層明確にして、地域にアピールして、生徒が行きたいと思える学校にしたいと考えている。今後、ますますこの地域の受験人口が減少することを考えれば、もっと積極的に中学校に足を運び、高校入試の段階の子どもたちにアピールすることが必要だと感じている。

(生徒の自主性・向上心の育成) 

生徒の向上心を育めれば、自分が描く未来を切り開いていく力も養える。生徒の向上心を育むことを課題として授業に取り組んでいる。
もっと体験学習等を通じて、経験を積ませれば伸びる生徒ばかり。この点は、授業を改善すれば解決できると考える。現在、本校ではオリジナルの進路指導プログラム「黒門プロジェクト」を実施している。生徒が、自分の将来について考えることをテーマに、基本的生活習慣の確立と授業への真剣な取り組みを軸とした学校生活にサクセスシステム(学習支援策)とドリームプラン(進路意識高揚策)を組み合わせ、将来を見据えながら高校卒業時における進路実現を目指している。

※「黒門」とは、富岡高等学校の敷地内に残る上州前田家七日市藩邸の中門で、本校のシンボルとなっている。

お問合せ先

初等中等教育局初等中等教育企画課教育制度改革室

(初等中等教育局初等中等教育企画課教育制度改革室)

-- 登録:平成23年07月 --