1 学校環境
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設 置 年 度 |
平成12年度
三重中学校 昭和37年度
三重高等学校 昭和36年度 |
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学校及び所在地 |
三重中学校 三重県松阪市久保町1843
三重高等学校 三重県松阪市久保町1232 |
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地域の環境 |
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三重県のほぼ中央部に位置し、交通至便、10万都市郊外の緑多き丘陵地にあり。 |
(4) |
実施形態 |
併設型中高一貫教育校 |
(5) |
規模、学科、学級編成 |
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規 模: |
中学部1学年3クラス、高等部1学年17クラス 計60クラス |
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学 級 編 成: |
中学部 三重県内の通学可能地域(止宿可)の小学校からの入学者(120名)
高等部 三重県内外の通学可能地域(止宿可)の中学校からの入学者(590名) |
2 教育内容
(1) |
教育目標等 |
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建学の精神: |
学術とスポーツの真剣味の殿堂たれ |
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校 訓: |
真剣味 |
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教 育 方 針: |
建学の精神を体して、全ての生徒が、心身の発達段階に即し、一人一人の能力を最大限に発揮できるように努める。 |
(2) |
中高一貫教育の目標 |
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A |
六年間を効果的に生かした学力の充実 |
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B |
情操豊かな、心身ともに健全な人間の育成 |
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C |
基本的生活習慣の確立 |
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D |
創造性・行動力・主体性に富む人間の育成 |
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E |
国際感覚の育成 |
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指導方法
本校独自の精選されたカリキュラムによって、男女共学、三学級編成の六年間一貫教育をしている。
指導の方法は次の通りである。 |
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A |
生徒の希望する大学への受験に対応した指導
一定レベル以上の基本的学力と人間教育に裏打ちされた幅の広い思考力や判断力を養い、大学受験に十分対応できる能力を備えた生徒を育成する。
具体的には、
○1・2年生は基本的生活習慣を確立した上で、基礎学力、基礎体力の体得
○3・4年生は個性に応じた指導による学力の充実
○5・6年生は大学受験に備えた応用力の練成等を基本に徹底した指導を行っている。 |
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B |
豊かな人間性を育てるための指導
芸術科目や特別活動、諸行事を通じて情操豊かな人間性を育てる。 教科、特別活動、諸行事を通じて、人権尊重の精神と実践力を育てる。 |
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C |
教科,クラブ活動、諸行事を通じて生徒個々の体力や能力に応じて一貫した計画の下に、指導を推進し、将来の社会生活や厳しい大学受験などに耐える強固な身体を育成する。 |
3 入学者の選抜・決定
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入学者選抜・決定方法
学力検査(国語、算数、理科、社会の4教科)により選抜する。 三重中学校から三重高等学校への進学者に対しては選抜試験を実施しない。 |
(2) |
出願時の状況《平成12年度入学者選抜について》
募集定数約123名に対して志願者数285名、合格者数は139名,合格者説明会出席者数は117名,繰り上げ数8名で入学者数は123名であった。 |
4 設置までの経緯
昭和36年三重高校創立の翌年に三重中学校(男子)が創設された。それと同時に三重高校から分離独立した松阪女子高校ができ、松阪女子中学校(女子)が創設された。昭和49年に三重中学は、松阪女子中学と統合して男女共学となった。50年には校舎(新望湊館)が新築され、52年に二学級(定員300名)となった。53年には望湊館増築、体育館が竣工し、60年に三重中学校・三重高等学校の男女共学二学級の六年間一貫教育が発足した。その後順調に実績が出て、地域の評価も高まり、平成4年には三学級体制(定員400名)となり現在にいたっている。平成6年に三重高校・松阪女子高校が統合し、男女共学の三重高等学校が発足、平成8年に五号館が増築されて高校部が移転した。平成9年には全教室に空調設備が完成した。平成12年3月に三重県に併設型中高一貫教育校移行する旨の申請書を提出し、認可された。
5 その他
教育効果もあがり、年々順調に実績を伸ばしているが、この中高一貫六年制を本学園の柱と位置づけ、更なる発展を期して指導体制を強化している。
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