第2款 各科目 第56 インテリア装備

1 目標

 インテリア装備に関する基礎的な知識と技術を習得させ、実際に活用する能力と態度を育てる。

2 内容

(1)建築構造と力学

 ア 建築構造の概要
 イ 構造物に働く力
 ウ 部材の断面

(2)設備

 ア 給排水・衛生設備
 イ 空気調和設備
 ウ その他の設備

(3)インテリアの構造と施工

 ア 床、壁、天井の下地と仕上
 イ 開口部
 ウ 階段
 エ 造作

(4)インテリア材料の種類と性質

 ア 構造材料
 イ 機能材料
 ウ 仕上材料

(5)インテリアの工業化
(6)インテリアの維持保全
(7)インテリア装備の関係法規

3 内容の取扱い

(1)内容の構成及びその取扱いに当たっては、次の事項に配慮するものとする。

 ア 指導に当たっては、インテリア装備の見学や視聴覚教材を活用して、具体的に理解させるよう留意すること。

(2)内容の範囲や程度については、次の事項に配慮するものとする。

 ア 内容の(1)のアについては、インテリア装備を計画し施工するために必要な建築構造の概要を扱うこと。イについては、構造物に加わる力の基礎的な力学計算を扱うこと。
 イ 内容の(2)については、インテリア装備を計画し施工するために必要な設備の概要を扱うこと。
 ウ 内容の(4)については、インテリア材料の種類と性質及び材料の審美的特性と心理的効果の基礎的な内容を扱うこと。
 エ 内容の(5)については、インテリアのユニット化及びシステム化の概要を扱うこと。
 オ 内容の(6)については、インテリアの維持保全の方法及びリフォームの方法について基礎的な内容を扱うこと。
 カ 内容の(7)については、インテリア装備の施工と管理及び安全性などに関する法規の概要を扱うこと。

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初等中等教育局教育課程課

-- 登録:平成21年以前 --