第2款 各科目 第55 インテリア計画

1 目標

 インテリア計画に関する基礎的な知識と技術を習得させ、実際に活用する能力と態度を育てる。

2 内容

(1)インテリア計画の概要
(2)インテリアの環境条件

 ア 屋外環境
 イ 屋内環境
 ウ 色彩と形態

(3)インテリアと人間工学

 ア 人体と人体寸法
 イ 姿勢と動作
 ウ インテリアと住空間

(4)寸法計画と規模計画

 ア 空間の目的と規模
 イ モデュラーコーディネーション
 ウ 寸法設計  

(5)インテリアエレメントの計画

 ア インテリアエレメントの分類
 イ エレメントの計画上の取扱い

(6)各種空間の計画

 ア 住宅
 イ 事務所
 ウ その他の施設

3 内容の取扱い

(1)内容の構成及びその取扱いに当たっては、次の事項に配慮するものとする。

 ア 内容の(2)については、アからウまでを関連付けた適切な題材を選定し、インテリア空間の計画をさせるよう留意すること。

(2)内容の範囲や程度については、次の事項に配慮するものとする。

 ア 内容の(1)については、インテリア計画の意義と概要を簡単に扱うこと。
 イ 内容の(2)のアについては、気温や日照等の屋外の気象変化とインテリアの関係の基礎的な内容を扱うこと。イについては、照明や音響等の屋内の環境とインテリアの関係の基礎的な内容を扱うこと。ウについては、インテリアの色彩と形態及びそれが人間の感覚に与える影響の基本的な内容を扱うこと。
 ウ 内容の(4)のアについては、空間規模、施設規模及び規模決定の方法を扱うこと。イについては、モデュラーコーディネーションの基礎的な内容を扱うこと。ウについては、グリッドプランニングを扱うこと。
 エ 内容の(5)のアについては、インテリアエレメントの種類と分類を扱うこと。イについては、家具、カーテン、カーペット、照明器具などを扱うこと。
 オ 内容の(6)のア及びイについては、空間の計画と簡単な設計例を扱うこと。ウについては、商業施設、教育施設などの計画を簡単に扱う程度とすること。

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初等中等教育局教育課程課

-- 登録:平成21年以前 --