第2款 各科目 第26 プログラミング技術

1 目標

 コンピュータのプログラミングに関する基礎的な知識と技術を習得させ、実際に活用する能力と態度を育てる。

2 内容

(1)コンピュータによる問題処理手順

 ア 問題処理とプログラム開発の手順
 イ 文書化
 ウ プログラム言語
 エ 目的及び翻訳プログラム

(2)プログラミング技法

 ア 順次型のプログラム
 イ 選択型のプログラム
 ウ 繰返し型のプログラム
 エ プログラムの標準化

(3)応用的プログラム

3 内容の取扱い

(1)内容の構成及びその取扱いに当たっては、次の事項に配慮するものとする。

 ア 指導に当たっては、産業界の動向、生徒の実態や学科の特色に応じて、適切な言語を選択し、実習を中心として取り扱うこと。
 イ 内容の(2)については、論理的思考の学習を重視し、プログラム言語の規則の習得に偏ることのないよう留意すること。
 ウ 内容の(3)については、生徒や学校の実態に応じて、制御処理、ファイル処理、グラフィック処理及びネットワーク処理の中から選択して扱うこと。

(2)内容の範囲や程度については、次の事項に配慮するものとする。

 ア 内容の(1)については、適切な例題を使った演習を取り入れ、効果的なプログラム開発の技法について理解させること。
 イ 内容の(2)については、基本的なアルゴリズムを扱い、プログラムの計画、作成、実施及び評価の実習を通して、効果的に情報を処理する方法を習得させること。
 ウ 内容の(3)においてシステム開発を扱う場合には、基礎的なシステムを扱うこと。

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初等中等教育局教育課程課

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