農業機械の取扱いと維持管理に必要な知識と技術を習得させ、機械の構造と作業上の特性を理解させるとともに、農業機械の効率的な利用を図る能力と態度を育てる。
ア 農業機械化の意義
イ 農業機械の利用とその現状
ア トラクタとその操作
イ 作業機とその操作
ウ 農業機械と安全作業
ア 原動機の構造と整備
イ トラクタの構造と整備
ウ 作業機の構造と整備
エ 燃料と潤滑油の特質
ア 農業機械の効率的利用
イ 農業機械化体系の作成
ア 内容の(2)及び(3)については、実験・実習を通して、機械の構造と作業特性の相互関係から機械の点検方法について理解させ、機械の維持管理を図る実践力を育てるよう留意すること。また、機械の構造等の理解を深めさせるため、教育用機器の活用に留意すること。
イ 内容の(2)から(4)までについては、地域農業の実態や学科の特色に応じて、題材として適切な農業機械を選定すること。また、機械及び燃料の取扱いについては、事故の防止に努め、安全の指導に留意すること。なお、機械要素や整備用工具については、羅列的な扱いをしないこと。
ア 内容の(1)については、我が国における農業機械の利用の現状及び農業の生産性の向上と農業機械化との相互関係を扱うこと。
イ 内容の(3)については、原動機とトラクタの各種装置の作動原理と構造、作業機の作業原理と構造、燃料と潤滑油の役割と性質及び農業機械の整備の方法と整備用機器を扱うこと。
ウ 内容の(4)については、学校農場や地域農業の身近な事例を取り上げて、機械の作業能率や利用経費など農業機械の効率的な利用と目的に応じた農業機械化体系の作成を扱うこと。
初等中等教育局教育課程課
-- 登録:平成21年以前 --