農業経営の設計と管理に必要な知識と技術を習得させ、コスト管理とマーケティングの必要性を理解させるとともに、経営管理の改善を図る能力と態度を育てる。
ア 農業経営と地域農業
イ 我が国と世界の農業
ア 取引、勘定、仕訳
イ 仕訳帳と元帳
ウ 試算表と決算
エ 農産物の原価計算
ア 農業経営情報の収集と活用
イ 農業経営とマーケティング
ウ 農業政策と関係法規
ア 農業経営の主体と目標
イ 農業生産の要素
ウ 経営組織の組立て
エ 経営と協同組織
オ 農業経営の管理
ア 農業経営の診断
イ 農業経営の設計
ア 内容の(1)から(5)までについては、学校農場や地域の農業経営の身近な事例を通して、具体的に理解させるよう留意すること。
イ 内容の(2)及び(3)については、演習や実習を通して、簿記の記帳方法及び情報の処理について理解させ、経営の改善を図る合理的な見方と実践力を育てるよう留意すること。
ア 内容の(1)については、産地形成など地域農業の動向と農業経営及びその相互関係並びに我が国と世界の農業の動向とその相互関係について基本的な内容を扱うこと。
イ 内容の(2)については、農業会計の原理、農業簿記の仕組み、複式簿記による取引から決算までの処理方法及び原価計算の意義と方法を扱うこと。
ウ 内容の(3)については、農業生産や経営に関する情報の収集、処理、活用、消費者ニーズの調査と生産、販売計画などのマーケティング及び農業政策とそれに関連する法規の概要を扱うこと。
エ 内容の(5)については、農業所得、労働生産性、資本生産性などの農業経営の診断の指標と診断方法及び労働力、生産基盤、資本などの農業経営の設計に必要な条件と方法を扱うこと。
初等中等教育局教育課程課
-- 登録:平成21年以前 --