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学校施設の換気設備に関する調査研究報告書 第2章 換気設備計画の立案(1)4)

4)換気経路の圧力損失

 空気は、気圧の高い方から低い方に流れます。しかし、流れの途中にダクトや屋外フード等があると、これらが障害になって空気が流れにくくなります。この流れにくさを表しているのが換気経路の圧力損失です。
 窓や壁に換気扇を設置した場合には、換気経路となる部屋の隙間の形状がそのまま換気経路の圧力損失になります。隙間が小さければ圧力損失が大きくなるため風量は減少し、隙間が大きくなれば圧力損失が小さくなり風量は増加することになります。隙間の小さい部屋では、換気扇と連動して開閉する給排気口やドアガラリ等を設置する必要があります。

 ダクトを使用した換気システムでは、ダクトの種類によって圧力損失が異なります。図2-4に風量とダクトの圧力損失の例を示します。例えばフレキシブルダクトは、鉄板引きダクトやグラスウールダクト等に比べて圧力損失が相当大きく、使用する場合には注意が必要です。また、ダクトの面積を半分にすると、圧力損失は4倍になるので、出来る限りダクトの直径を大きくすることが重要となります。

図2‐4 風量とダクトの圧力損失の例
 図2‐4 風量とダクトの圧力損失の例

図2-4の矢印は、ダクトの直径が20センチメートルで風量が200立方メートル毎時の場合のダクトの圧力損失(約0.32パスカル)を示しています。

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