(1) |
各施設部分の必要とされる機能を十分に分析し,建物部分と屋外部分とが相互に均衡のとれた利用計画の下に各施設部分を配置することが重要である。 |
(2) |
地盤状況を適確に把握し,災害時等の安全を確保することができるよう各施設部分を配置することが重要である。 |
(3) |
将来の各施設部分の施設機能,施設需要等の変動に応じ,各施設部分の配置を変更することも可能な柔軟な計画とすることが重要である。 |
(4) |
自然の高低差等の地形や校地内の自然を有効に活用することができるよう各施設部分を適切に配置することが望ましい。 |
(5) |
生徒等が潤いを感じ,また,必要に応じ学習や生活に弾力的に利用することのできるよう,教室の前庭や教室と連続したテラス等のゆとりの空間を各施設廻り等に確保するよう各施設部分を配置することが望ましい。 |
(6) |
中高一貫教育校のうち,中等教育学校においては,後期課程の学習・生活上の機能を併せ,一貫制のある施設としての全体計画の中で,均衡のとれた配置とすることが重要である。 |
(7) |
中高一貫教育校のうち,中学校と高等学校が同一敷地内に設置された併設型の中学校においては,単独の中学校に準じて配置計画を行うことが重要である。また,その際には,高等学校の施設機能と相互交流の機能を満たす中で,必要施設の共有化を図ることも有効である。 |
(8) |
中高一貫教育校のうち,中学校と高等学校が別敷地に設置された併設型の中学校及び連携型の中学校においては,単独の中学校に準じて配置計画を行うことが重要である。 |
(9) |
小学校と併設する中学校においては,単独の中学校に準じて配置計画を行うことが重要である。また,その際には,小学校の施設機能と相互交流の機能を満たす中で,必要施設の共有化を図ることも有効である。 |