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4章 載荷試験

1節 孔内水平載荷試験

4.1.1 適用

 この章は,ボーリング孔内において孔壁を加圧し,地盤の変形特性及び強度特性を求めることを目的に行う孔内水平載荷試験に適用する。

4.1.2 試験

 孔内水平載荷試験は,JGS 1421(孔内水平載荷試験方法)によるほか,次による。

(1) 試験を行う位置及び深さは,特記による。ただし,ボーリング調査によって試験位置を変更又は追加する必要がある場合は,あらかじめ監督職員と協議する。

(2) 試験機は,等分布荷重方式又は等分布変位方式によるものとし,試験の目的,対象地盤の特性等に適合したものを採用する。

(3) 機械ボーリングの施工は,2章の規定に準じる。

(4) ボーリング孔は,試験精度を良くするため孔壁を乱さないよう平滑に仕上げる。

(5) 試験はボーリング後速やかに行う。なお,試験装置はあらかじめ入念な点検とキャリブレーションを行い,圧力補正及び体積補正を行う。

(6) 孔壁に加える圧力は,原則として20kN/㎡ピッチ程度の段階荷重又は予想される最大荷重の1/10以下の大きさの段階荷重を加える方法とし,荷重強度‐変位曲線が出来るだけスムーズな形状になるよう設定する。

(7) 測定は,設定した段階荷重ごとの圧力を1分間一定に保ち,この間に生ずる変形量を,加圧の瞬間,15秒,30秒,1分後に行うものとする。
 なお,試験位置が深い場合など,ある載荷段階において載荷荷重が一定値に落ち着くまでにかなりの時間を要する場合は,2分間圧力を一定に保ち測定する。

(8) 加圧の終了は,順次圧力を上昇させ,1分間に生じる変形量が著しく進む状態(極限状態)を確認するまでとする。極限状態が確認できない場合は測定管ゴムチューブの破断圧力に達する前に試験を終了する。

4.1.3 成果品

 成果品は,次のものを作成し,提出する。

(1) 試験の位置を示した案内図,平面図

(2) 試験方法,地盤状況等をとりまとめたもの

(3) 測定記録,荷重強度‐変位曲線,地盤の変形係数等をJGS 1421(孔内水 平載荷試験方法)の規定に従い整理したもの

2節 平板載荷試験

4.2.1 適用

 この章は,地盤に剛な載荷板を介して荷重を加え,この荷重の大きさと載荷板の沈下との関係から,応力範囲の地盤の変形強さなどの支持力特性,及び道路の路床・路盤などの地盤反力係数を求めることを目的に行う平板載荷試験に適用する。

4.2.2 試験

 平板載荷試験は,JGS 1521(地盤の平板載荷試験方法)によるほか,次による。

(1) 試験の位置,深さ及び計画最大荷重(載荷荷重の最大値)は,特記による。

(2) 反力装置は,実荷重による方法又はアンカーによる方法とし,試験内容等に適合したものを採用する。

(3) 試験地盤面は,乱さないように注意し,載荷板の中心から1.0m以上の範囲を試験地盤面として水平かつ平坦な面に仕上げる。

(4) 所定の深さで,予定する試験地盤面に達しない場合又は湧水がはなはだしい場合は,監督職員と協議する。

(5) 試験は,地盤面の整形後速やかに開始する。

(6) 試験装置の上には,直射日光や降雨を避けるために適切なおおいを施すとともに,雨水等が試験地盤面に流入しないようにする。

(7) 載荷板は,直径30cm以上の円形で,厚さ25mm以上の鋼板とし,試験地盤面に密着させて設置する。

(8) 載荷方法は,荷重制御による段階式載荷又は段階式繰返し載荷とし,適用は特記による。特記にない場合は,段階式載荷とする。

(9) 載荷荷重は,計画最大荷重を5~8段階に等分して設定する。

(10) 測定は,設定した各段階ごとの荷重を30分程度一定に保ち,この間に生じる沈下量を所定の時間ごとに測定する。

(11) 載荷は,次の状態に達したとき,監督職員の承諾を受けて終了する。

ア) 載荷圧力‐沈下量曲線が破壊状況を示したとき

イ) 計画最大荷重に達したとき

(12) 道路の路床,路盤等の支持力特性を求める場合は,上記規定にかかわらずJIS A1215(道路の平板載荷試験方法)による。

4.2.3 成果品

 成果品は,次のものを作成し,提出する。

(1) 試験の位置を示した案内図,平面図

(2) 試験方法,地盤状況等をとりまとめたもの

(3) 測定記録,載荷圧力‐沈下量曲線,時間‐沈下量曲線,地盤の極限支持 力等をJGS 1521(地盤の平板載荷試験方法)又はJIS A1215(道路の平板 載荷試験方法)の規定に従い整理したもの

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大臣官房文教施設企画部

-- 登録:平成23年05月 --