3.ライフサイクルコストの低減(施設の品質の向上)

項目 新指針の内容 平成18年度の取り組み
31施設の耐久性の向上(長寿命化)
  • 耐久性を向上(長寿命化)した構造物に転換
 
  • 継続直流電源装置の電池に長寿命型を採用。
    平成17年度 1件から平成18年度 2件
    [国土交通省]
  • 新規ダム表面遮水壁の長寿命化(改質アスファルト使用)。
    平成18年度 1件
    [国土交通省]
  • ライフサイクルコスト低減技術を導入した橋梁の採用
  • 継続橋梁の多径間連続化を図り、伸縮装置や支承の数を減らし、取り替えなどの維持管理負担を軽減。
    平成17年度 29件から平成18年度 141件
    [内閣府、国土交通省]
  • 継続従来と比較し、重防食塗装を施工。
    平成17年度 10件から平成18年度 31件
    [国土交通省]
  • コンクリートの長寿命化
  • 継続PCコンクリートの柱・梁の採用と高級コンクリートの現場打を行い、建物躯体の長寿命化を図る。
    [厚生労働省]
  • 長寿命防食構造物の採用
  • 継続架橋工事上部工に置いて海水の浸食を受けるコンクリート基礎にエポキシ耐食処理鉄筋を使用。
    [厚生労働省]
  • 継続耐久性の向上を考慮した材質による農業水利施設や橋梁等の造成。
    平成17年度 27件から平成18年度 32件
    [農林水産省]
  • 継続橋梁塗装に長寿命防食塗装を採用。
    平成17年度 71件から平成18年度 74件
    [国土交通省]
  • 継続構造物の塗装に耐候性の高い塗装を使用。
    平成17年度 1件から平成18年度 1件
    [国土交通省]
  • 継続浮体ゲート等にステンレス材採用。
    [国土交通省]
  • 継続機械設備をフッ素樹脂塗装化することにより塗装の長寿命化。
    [国土交通省]
  • 継続橋梁塗装に長寿命防食塗装を採用。
    耐候性鋼材を採用。
    平成17年度 4件から平成18年度 3件
    [国土交通省]
  • 継続取水設備更新時における設備のステンレス化。
    [国土交通省]
  • 継続道路橋において無塗装耐候性鋼材を採用。
    平成17年度 50件から平成18年度 63件
    [国土交通省]
  • 継続塩害対策を施した構造物の採用。
    平成17年度 4件から平成18年度 9件
    [国土交通省]
  • 下水道施設における腐食対策技術の採用
  • 平成17年度以前に実施した施策であるが、平成18年度もコスト縮減効果を発揮しているため、フォローアップ対象としているものコンクリート防食指針の改訂予定。
    • 日本下水道協会において管路施設防食設計。
      マニュアル検討委員会を開催。
      [国土交通省]
  • 非破壊検査機の導入による施設の耐久性の向上
  • 継続RWDを用いた舗装構造内部調査法と表面温度計測システムを用いた舗装表・基層健全度調査法の検討。
    [国土交通省]
  • ライフサイクルコスト低減技術を採用し、施設の耐久性を向上
  • 継続高効率照明器具における照明制御の採用。
    平成17年度 3件から平成18年度 2件
    [内閣府]
  • 継続外灯への無電極ランプの採用。
    平成17年度 1件から平成18年度 1件
    [内閣府]
  • 継続耐久性を向上するため、ライフサイクルコスト低減技術を実施。
    [文部科学省]
  • 継続強度の高いコンクリートを採用。
    平成17年度 3件から平成18年度 5件
    [文部科学省]
  • 継続既設設備のメンテナンスフリー化。
    [国土交通省]
  • 平成17年度以前に実施した施策であるが、平成18年度もコスト縮減効果を発揮しているため、フォローアップ対象としているもの耐候性鋼材の活用。
    [国土交通省]
  • 継続魚道に高強度コンクリートを使用し耐久性を向上。
    平成17年度 2件から平成18年度 4件
    [国土交通省]
  • 継続集排水ボーリングの保孔管に恒久集排水ボーリング管。(高耐食溶融メッキ管等。)
    平成17年度 1件から平成18年度 1件
    [国土交通省]
  • 新規排水機場ゲ−トにステンレス鋼材使用。
    平成18年度 1件
    [国土交通省]
  • 継続太陽光発電を採用。
    平成17年度 4件から平成18年度 2件
    [環境省]
  • 継続ビジターセンター新築工事等において、地下熱を利用したヒートチューブを採用。
    [環境省]
  • 継続トイレの洗浄水に浄化槽の処理水を利用するシステムを採用。
    [環境省]
  • 公共住宅の計画的な建替・改善の推進
  • 継続各地方公共団体において継続的に実施。
    [国土交通省]
  • 官庁施設の施設毎の適切な耐久年数の設定
  • 継続航空保安施設等の更新寿命の延伸。
    平成17年度 1件から平成18年度 4件
    [国土交通省]
32施設の省資源・省エネルギー化(運用、維持管理費の低減)
  • 庁舎等において照明、熱交換設備等の省エネルギー化
 
  • 継続
    • 手洗室の照明制御に人感センサーを利用し、使用していない時間の自動消灯を実施。
    • 階段室の照明器具に人感センサー付を使用し、利用していない時間の照度を70パーセント減光。
      平成17年度 13件から平成18年度 12件
      [法務省]
  • 継続事務室及び職業訓練室照明に省エネ照明器具の採用。
    平成17年度 27件から平成18年度 20件
    [法務省]
  • 継続昼光センサーを利用した事務室の照明制御。
    平成17年度 6件から平成18年度 9件
    [法務省]
  • 継続自然公園等の管理事務所に、消費電力が少なく長寿命のLED(高輝度発光ダイオード)照明機具を設置。
    [環境省]
  • 継続トイレの洗浄水に中水(雨水)利用。
    [環境省]
  • 新規初期照度補正省エネ型センサー機能付き照明器具により省エネを図る。
    平成18年度 9件
    [環境省]
  • 新規ビジターセンターの照明スイッチ回路の増設。
    平成18年度 1件
    [環境省]
  • 新規ビジターセンターへの高効率氷蓄熱式空調設備の導入。
    平成18年度 1件
    [環境省]
  • 新営庁舎において、エネルギー効率の良い照明制御を実施
  • 継続照度センサーによる照度制御(改修工事含む)。
    平成17年度 3件から平成18年度 2件
    [内閣府]
  • 継続新営庁舎において、エネルギー効率の向上や資源の再利用に資する照明制御、太陽光発電、蓄熱式空調、雨水利用等の設備を導入。
    [防衛省]
  • 継続新営庁舎等において、照明制御、蓄熱式空調、雨水利用設備等の設備を導入。
    平成17年度 65件から平成18年度 221件
    [国土交通省]
  • 新規新営庁舎等において、照明制御、蓄熱式空調、雨水利用設備等の設備を導入。
    平成18年度 4件
    [国土交通省]
  • 継続新営庁舎等において、太陽光発電設備を導入。
    平成17年度 5件から平成18年度 7件
    [国土交通省]
  • 環境に配慮した学校施設等の整備
  • 継続環境に配慮した学校・研究等施設の整備において、エネルギー効率の向上や資源の再利用に資する技術を実施。
    [文部科学省]
  • 継続
    • 照明制御
      平成17年度 270件から平成18年度 348件
      [文部科学省]
  • 継続
    • 蓄熱式空調
      平成17年度 17件から平成18年度 10件
      [文部科学省]
  • 継続
    • 排水再利用・雨水利用設備
      平成17年度 21件から平成18年度 27件
      [文部科学省]
  • 継続
    • 全熱交換機
      平成17年度 72件から平成18年度 104件
      [文部科学省]
  • 継続
    • 屋上緑化
      平成17年度 6件から平成18年度 8件
      [文部科学省]
  • 継続
    • 断熱性強化
      平成17年度 49件から平成18年度 68件
      [文部科学省]
  • 継続
    • その他
      平成17年度 96件から平成18年度 61件
      [文部科学省]
  • クリーンエネルギーを活用した施設の整備
  • 継続矯正施設に太陽光発電と一般電力受電の併用。
    平成17年度 3件から平成18年度 4件
    [法務省]
  • 継続航路標識用電源の見直し。
    航路標識用配電線路を解消し、太陽電池装置を整備することにより、維持管理費の低減を図る。
    平成17年度 123件から平成18年度 58件
    [国土交通省]
  • ミニフロート利用による係留施設の運用改善
  • 平成17年度以前に実施した施策であるが、平成18年度もコスト縮減効果を発揮しているため、フォローアップ対象としているものミニフロート利用による係留施設の運用改善について検討を実施。
    [国土交通省]
  • 公共施設の維持管理の合理化
 
  • 継続水管理施設テレメーターに携帯回線及びIP伝送回線を採用。
    平成17年度 1件から平成18年度 2件
    [農林水産省]
  • 機械設備の維持管理の高度化
  • 継続改良土による除草対応。
    [国土交通省]
  • 継続浮体構造起伏ゲートの採用。
    平成18年度 1件
    [国土交通省]
  • 継続ローラーゲート軸受けへの新素材の採用。
    [国土交通省]
  • 継続遠隔操作式の除草機械を使用。
    平成17年度 73件から平成18年度 45件
    [国土交通省]
  • 継続排水機場を遠隔操作対応に改造。
    [国土交通省]
  • 継続河川管理施設等の遠隔監視。
    平成17年度 16件から平成18年度 8件
    [国土交通省]
  • 省エネルギー換気施設の採用
  • 継続省エネを考慮した機種の選定。
    [内閣府]
  • 継続道路(トンネル)に煙霧透過率測定装置を設置し段階的に運転可能な換気設備の設置。
    平成17年度 7件から平成18年度 7件
    [国土交通省]
  • 官庁施設の維持管理の合理化
  • 継続保全指導に関する会議開催及び保全に関する実地指導。
    平成17年度 6件から平成18年度 71件
    [内閣府]
  • 継続官庁施設の保全業務委託水準の見直し。
    [国土交通省]
  • 継続官庁施設の保全業務支援システムの運営。
    [国土交通省]
  • 平成17年度以前に実施した施策であるが、平成18年度もコスト縮減効果を発揮しているため、フォローアップ対象としているもの深夜電力氷蓄熱空調設備の採用。
    [国土交通省]
  • 継続灯浮標の交換周期の延伸。
    (灯浮標の交換周期を延伸することにより、維持管理費の低減を図る)。
    平成17年度 69件から平成18年度 143件
    [国土交通省]
  • 継続レーダー波高計の導入。(従来の海底に設置する波高計から陸上に設置するレーダー波高計を導入することにより、維持管理費の低減を図る。)
    平成17年度 1件から平成18年度 3件
    [国土交通省]
  • 平成17年度以前に実施した施策であるが、平成18年度もコスト縮減効果を発揮しているため、フォローアップ対象としているもの灯浮標の交換周期の延伸により、コスト縮減につながらなくなったため。
    [国土交通省]
  • 継続高効率光源の採用。
    航路標識用の光源を、従来の白熱電球から高効率なメタルハライドランプに変更することにより、維持管理費の低減を図る。
    平成17年度 18件から平成18年度 60件
    [国土交通省]
  • 光ファイバー網の整備による維持管理の効率化
  • 継続下水道管理用光ファイバー設備計画策定費補助実施要領の作成。
    • 下水道管きょの使用に関するガイドラインの作成。
      [国土交通省]
33環境と調和した施設への転換
  • 環境調和型に転換した施設の整備
 
  • 継続北海道の自然再生事業の実施にあたって、仮設道路に積雪を固めて造る工法(アイスブリッジ)を採用。
    [環境省]
  • 継続鹿の食害対策用として設置する防鹿柵の支柱をFRP樹脂製から木製に見直し。
    平成18年度 1件
    [環境省]
  • 継続周囲環境との調和を考慮し土系舗装を採用。
    [環境省]
  • 海岸・海域整備と環境の調和
 
  • 継続護岸の形状に、周囲環境との調和及び親水性を考慮し階段形式を採用。
    [環境省]
  • 環境調和型港湾施設の整備
  • 継続離岸堤、人工リーフ等を施工。
    平成17年度 1件から平成18年度 1件
    [国土交通省]
  • 継続環境調和型港湾施設の整備を実施。
    [国土交通省]
  • 継続消波ブロックに環境共生型消波ブロックの導入。
    [国土交通省]
  • 自然調和型漁港施設等の整備促進
  • 継続自然調和型漁港施設等の整備促進。
    [農林水産省]
  • 新規藻場造成型防波堤の整備。
    平成18年度 2件
    [国土交通省]
  • 沿岸漁場整備開発事業と海岸事業との連携により効果的・効率的な事業(魚を育む海岸づくり)の実施
  • 継続水産基盤整備事業と海岸事業との連携。
    [農林水産省]
  • 継続港湾工事における発生材を利用した環境調和型事業の実施を行う。
    [国土交通省]
  • 河川整備と環境の調和
  • 河川管理施設について、コンクリートに変わる工法、緑化ができる工法により整備
  • 継続柳枝工、木工沈床等伝統工法の採用。
    平成18年度 1件
    [国土交通省]
  • 継続多自然型ブロックの採用。
    平成17年度 10件から平成18年度 9件
    [国土交通省]
  • 継続間伐材の利用促進。
    平成17年度 46件から平成18年度 35件
    [国土交通省]
  • 継続多自然型川づくり、ビオトープの創出の推進。
    平成17年度 6件から平成18年度 11件
    [国土交通省]
  • 継続水辺に近づき、遊ぶことの出来る親水性護岸の整備。
    平成17年度 2件から平成18年度 3件
    [国土交通省]
  • 継続自然再生の推進。
    平成17年度 4件から平成18年度 4件
    [国土交通省]
  • 継続地域参加の親水性整備の推進。
    平成17年度 2件から平成18年度 2件
    [国土交通省]
  • 新規護岸の形状に周辺環境との調和及び親水性を考慮し蛇籠を採用。
    平成18年度 1件
    [環境省]
  • 道路整備と環境の調和
  • 低騒音舗装の実施
  • 継続低騒音効果のある高機能舗装の実施。
    平成18年度 227件
    [内閣府、国土交通省]
  • 空港整備と環境の調和
  • エコエアポートの推進
  • 継続環境を配慮した空港計画・整備に係る調査。
    空港環境計画策定に係る調査(5空港)。
    [国土交通省]
  • 農業農村整備と環境の調和
  • 環境との調和に配慮した事業実施
  • 継続周辺の景観等に配慮した施設の採用。
    平成17年度 20件から平成18年度 17件
    [農林水産省]
  • 継続生態系に配慮した施設の採用。
    平成17年度 8件から平成18年度 4件
    [農林水産省]
  • 森林整備と環境の調和
  • 継続周辺の景観等に配慮した施設の採用。
    平成17年度 114件から平成18年度 151件
    [農林水産省]
  • 継続生態系に配慮した施設の採用。
    [農林水産省]
  • 施設整備と環境の調和
 
  • 新規漁港整備工事において施工環境監理者を配置。
    平成18年度 26件
    [国土交通省]
  • 材料・工法の規格統一の指導と積極的な活用
  • 継続グリーン購入法特定調達品目等との整合を図る。
    平成17年度 289件から平成18年度 168件
    [内閣府、国土交通省]
  • グリーン庁舎の整備及び、グリーン改修の実施
  • 継続グリーン診断の実施。
    平成18年度 4件
    [内閣府]
  • 継続高効率照明器具における照明制御の採用。
    平成17年度 3件から平成18年度 2件
    [内閣府]
  • 継続環境調和型施設の整備。
    平成17年度 3件から平成18年度 3件
    [内閣府]
  • 継続グリーン化技術導入の促進。
    平成17年度 11件から平成18年度 2件
    [内閣府]
  • 自然冷媒空調機器の導入の促進
  • 継続自然冷媒機器の導入。
    [内閣府]
  • 継続アンモニア冷媒を用いた冷凍機を採用。
    [国土交通省]
  • 屋上緑化等の施設緑化の推進
  • 継続屋上緑化の実施。
    平成17年度 4件から平成18年度 3件
    [法務省]
  • 継続「屋上緑化計画」として、霞ヶ関地区の官庁施設の屋上緑化を推進。
    平成17年度 1件から平成18年度 1件
    [国土交通省]
  • 継続自衛隊施設において環境に配慮した施設の整備を実施。
    • 屋上緑化。
      [防衛省]
  • 環境に配慮した学校施設等の整備
  • 継続環境に配慮した学校・研究等施設の整備のため、次の施策について実施。
    [文部科学省]
  • 継続
    • リサイクル材原料タイルの採用。
      平成17年度 19件から平成18年度 23件
      [文部科学省]
  • 継続
    • 屋上緑化の推進。
      平成17年度 6件から平成18年度 8件
      [文部科学省]
  • 継続
    • エコケーブルの採用。
      平成17年度 158件から平成18年度 226件
      [文部科学省]
  • 継続
    • 太陽光発電等
      平成17年度 3件から平成18年度 6件
      [文部科学省]
  • 継続
    • その他
      平成17年度 11件から平成18年度 25件
      [文部科学省]
  • 電気設備工事においてエコケーブルを採用
  • 継続新営、改修工事では原則としてエコケーブルを採用する。
    平成17年度 16件から平成18年度 9件
    [内閣府]
  • 継続電気設備工事発注仕様書に規定して実施。
    平成17年度 36件から平成18年度 21件
    [法務省]
  • バリアフリー化した施設の整備
 
  • 継続鉄軌道駅におけるバリアフリー化。
    平成18年度計画
    エレベータ新設置駅数 174駅
    エスカレータ新設駅数 16駅
    [国土交通省]
  • 河川管理施設
  • 継続福祉の川づくり(緩傾斜坂路の設置等)の推進。
    平成17年度 3件から平成18年度 5件
    [国土交通省]
  • 既存の階段室型中層共同住宅について低コストエレベータを設置
  • 継続既設庁舎のバリアフリー化実施。(エレベーター増築、スロープ、手すり等の整備)。
    平成17年度 1件から平成18年度 1件
    [内閣府]
  • 継続バリアフリー化した学校・研究等施設の整備の実施。
    [文部科学省]
  • 継続平成17年度に引き続き全面的改善事業を実施。
    平成17年度 4,794件から平成18年度 4,128件
    [国土交通省]
  • 継続新営庁舎等において、バリアフリー化工事の実施。
    [国土交通省]
  • 継続
    • EV設置
      平成17年度 25件から平成18年度 19件
      [国土交通省]
  • 継続
    • バリアフリー化
      平成17年度 25件から平成18年度 61件
      [国土交通省]

-- 登録:平成21年以前 --