項目 |
内容 |
平成17年度の取り組み |
(3)-【1】入札・契約の見直し |
民間の技術力が一層発揮されるように、企業の技術力を適正に評価するとともに、技術提案を重視する調達方式を導入する。また、適正な発注ロット設定のための環境の整備、工事の平準化を推進するとともに電子調達を推進する。さらに、PFI等民間資金・能力を活用する社会資本整備・管理手法を導入し、推進する |
分任公募において手続き期間を極力短縮。
[内閣府] |
総合評価落札方式を試行実施した。
平成16年度 6件 から 平成17年度 26件
[内閣府] |
業務において簡易公募型の適用金額を引き下げ、過去の業務成績を反映した業者選定の実施。
平成16年度 31件 から 平成17年度 33件
[内閣府] |
公共工事適正化推進協議会を開催、「公共工事の品質確保の促進に関する法律」施行を受け、公共工事の品質確保の促進に関する具体的施策の策定及び実施に関することについて意見交換を行った。
平成17年度 2件
[内閣府] |
出来高部分払方式を試行実施した。
[内閣府] |
一般競争入札において、平成12年度以降に完成した工事で工事成績が65点未満の場合は、施工実績及び経験について認めないこととした。
平成16年度 3件 から 平成17年度 16件
[内閣府] |
公募型及び工事希望型指名競争入札において、平成12年度以降に完成した工事で工事成績が65点未満の場合は、施工実績及び経験について認めないこととした。
平成17年度 85件
[内閣府] |
従来、予定価格が7.3億円以上の工事を対象としていた一般競争入札方式を予定価格が2.5億円以上の工事は全て、一般競争入札方式として実施した。
平成17年度 3件
[内閣府] |
PFIを導入することが適当である事業については、PFI事業として実施し経費の節減を図る。
[警察庁] |
民間資金・能力を活用する社会資本整備・管理手法の導入。(PFI手法の導入)
[防衛庁] |
技術提案を取り入れた契約後VEを実施。
[防衛庁] |
PFI手法による刑務所新設。
[法務省] |
国庫債務負担行為を活用し工事の平準化の実施。
平成16年度 13件 から 平成17年度 10件
[法務省] |
工事成績データーベースを整備し,業者選定に活用。
平成16年度 15件 から 平成17年度 38件
[法務省] |
電子入札の導入について,逐次拡大予定。
平成16年度 2件 から 平成17年度 2件
[法務省] |
在外公館施設についてPFI等民間資金・能力を活用する施設整備及び管理の手法の導入を推進する。
平成16年度 1件 から 平成17年度 1件
[外務省] |
海外建築大型工事に関し、施工業者の選定にあたり、特に先進地域においては資力、信用、技術力のある現地系建設業者も対象とし、人件費等の削減に努める。
平成16年度 9件 から 平成17年度 10件
[外務省] |
公務員宿舎設置工事において、PFI方式を採用。
平成16年度 2件 から 平成17年度 2件
[財務省] |
電子入札を地方支分部局等へ拡大。
[財務省] |
公務員宿舎設置工事において、総合評価方式を実施。
平成16年度 2件 から 平成17年度 2件
[財務省] |
事業規模に即した適正な予算の配分。
[文部科学省] |
入札参加条件における工事成績の活用。
[文部科学省] |
工事成績評定のデータベースの整備。
[文部科学省] |
PFI事業における技術提案の重視。
平成16年度 4件 から 平成17年度 5件
[文部科学省] |
公募型指名競争入札の実施。
平成16年度 26件 から 平成17年度 83件
[文部科学省] |
工事希望型指名競争入札の実施。
平成16年度 2件 から 平成17年度 3件
[文部科学省] |
PFIの活用、新たなPFI事業について検討。
・「国立大学附属病院等におけるPFI推進のための調査」報告書を送付。
[文部科学省] |
PFIによる職員宿舎の調達。
[厚生労働省] |
VE提案型設計施工入札の試行。
[厚生労働省] |
漁港漁場関係工事共通仕様書は平成15年12月に制定済。
[農林水産省] |
水産基盤整備事業における施工環境監理者の配置。
[農林水産省] |
請負者の技術力を重視した業務及び工事の成績評定要領は平成15年4月に制定済。
[農林水産省] |
業務契約においてプロポーザル方式を拡大。
平成16年度 102件 から 平成17年度 215件
[農林水産省] |
PFI法を活用した整備を推進するため、農業集落排水資源循環統合補助事業、資源リサイクル畜産環境整備事業は平成15年度に拡充済。
[農林水産省] |
工事、業務の入札に電子入札を導入。
平成16年度 1,870件 から 平成17年度 2,889件
[農林水産省] |
総合評価落札方式工事を拡大。
平成16年度 14件 から 平成17年度 35件
[農林水産省] |
民間の技術提案の機会を拡大する入札後契約前VE方式を試行。
平成16年度 1件 から 平成17年度 3件
[農林水産省] |
緑資源機構において、技術提案を受けながら、施工方法等について協議を行い、合意に至った内容で契約する方式(技術提案付価格合意方式)を試行。
平成16年度 2件 から 平成17年度 1件
[農林水産省] |
工事成績評定データベースを整備し、企業の評価に過去の工事成績を適切に反映させる基準を策定。
[農林水産省] |
PFI方式の導入を推進するため、セミナー等の開催を行った。平成17年度は7箇所で開催。(仙台、名古屋、大阪、広島、徳島、福岡、沖縄)
平成16年度 3件 から 平成17年度 7件
[経済産業省] |
工業用水道事業におけるPFI導入を検討している事業者について、ガイドラインに基づき現実に即した制度運用等を図るため、適宜フォローを行った。
[経済産業省] |
平成17年度補正予算において、いわゆるゼロ国債2,860億円を計上。
[国土交通省] |
平成16年度補正予算成立時において必要に応じ一般競争入札、公募型指名競争入札、工事希望型指名競争入札において手続き期間の短縮が可能である旨通知。
[国土交通省] |
民間提案内容の技術審査を重視して入札参加者を選定する入札方式を採用。
[国土交通省] |
公共工事の品質確保とコスト縮減を図るための新たな手法である入札後交渉方式については、水資源機構において技術提案付き価格合意方式(平成16年2月~)などによって活用を開始。
[国土交通省] |
総合評価方式について、平成16年度においては総発注金額の2割以上で実施。
平成17年度 117件
[国土交通省] |
設計施工一括発注方式等の試行を拡大。
平成16年度 1件 から 平成17年度 2件
[国土交通省] |
「公共工事の品質確保の促進に関する法律」に基づく基本方針の決定に伴い、ガイドラインを作成し総合評価落札方式の活用を推進する。
[国土交通省] |
事例集(改訂第2週案)およびパンフレット、活用ガイドを作成し、地方公共団体への周知を図ったほか、事例集の改訂作業を進めている。
[国土交通省] |
本方式をよりわかりやすく解説した、「総合評価落札方式活用ガイド」および「パンフレット」を作成し、ホームページ上で配付。
[国土交通省] |
国土交通省直轄工事の一般競争入札、公募型指名競争入札、工事希望型指名競争入札について、工事成績が一定の業者について競争参加資格を認めない措置を導入。(一般競争入札は平成16年6月、それ以外は平成16年12月)
[国土交通省] |
「詳細条件審査型一般競争入札」の一部において、良い工事成績を残した企業が参加できる入札を引き続き試行。
[国土交通省] |
全国の直轄工事成績に関する統合データベースを構築し、運用を年度内に開始。
[国土交通省] |
公募型の技術審査において過去2年間における全工種の評定(平均)点の加点を実施。
平成17年度 1,144件
[国土交通省] |
地方公共団体に対して実態調査を実施。
[国土交通省] |
全ての道路工事業務を対象に電子入札を実施。
[国土交通省] |
PFI事業契約を締結。
平成16年度 2件 から 平成17年度 2件
[国土交通省] |
平成18年3月に「国土交通省所管事業へのPFI活用参考書」を公表。
平成16年度 9件 から 平成17年度 1件
[国土交通省] |
羽田再拡張事業(国際線地区)の整備等について、事業者の選定等の手続きを行った。また、航空保安大学校本校移転整備等事業について、PFI方式により平成18年3月契約。
[国土交通省] |
平成15年度に発注済みの出来高部分払試行工事について試行を継続実施。
平成17年度末迄に完成した工事112件を対象にフォローアップを実施。
平成16年度 31件 から 平成17年度 112件
[国土交通省] |
公共工事の品質確保を図るため、価格及び品質を総合的に評価する「総合評価落札方式」の導入に向けての検討。
平成17年度 1件
[環境省] |
(3)-【2】単価等の積算の見直し |
積算価格の説明性・市場性の向上を図り、積算業務の省力化等を推進するとともに、新たな入札契約方式への対応等を図ることを目的とし、現行の積算手法等を見直す |
スケールメリット単価採用。(ガラス、照明器具、衛生機器等)
平成17年度 1件
[内閣府] |
市場単価の導入を推進。
平成16年度 7工種 から 平成17年度 8工種
[防衛庁] |
ユニットプライス手法について、各省庁統一的に調査検討中。
[法務省] |
海外建築大型工事において現地特性をより適正に反映するため、現地の積算事務所等を積極的に活用し、積算価格の市場性の向上を図る。
平成16年度 3件 から 平成17年度 4件
[外務省] |
各種工事の積算において市場単価方式を実施。
平成16年度 264件 から 平成17年度 225件
[財務省] |
予定価格の積算に関し、落札業者から落札金額に係る工事内訳書を徴集・分析することで、実勢に応じた価格の把握に努める。
平成16年度 605件 から 平成17年度 597件
[財務省] |
衛生器具類の備付費を公表されている市場単価とした。
[厚生労働省] |
ユニットプライス型積算方式への転換に向けた検討のため、管水路工事の一部について、単価データの収集を開始。
[農林水産省] |
インターネットを利用した主要資材価格の見積徴収方式について試行を検討。
[農林水産省] |
平成16年12月より、新設の舗装工事の一部において、試行を開始。ユニットプライス型積算方式の一部工種(築堤・護岸工、道路改良工)の平成17年度下半期に試行実施。
平成17年度 舗装工40件、築堤・護岸工4件、道路改良工2件
[国土交通省] |
港湾事業において
上半期 ユニットプライス型積算方式の試行に向けた単価収集。
下半期 試行に向けた分析・検討。
地方整備局等説明等。
ユニットプライス積算方式の試行工事実施。
平成17年度 6件
[国土交通省] |
平成16年度の検討を踏まえ、比較的工種の少ない改修工事等の請負代金内訳明細書の試行収集・分析を実施。
[国土交通省] |
業務委託により「建築積算高度化システム再構築調査研究会」を設置。ユニット(大括り化)、プライスと官積算との比較等の検討を行うため平成16年度下半期の直轄営繕工事において,請負代金内訳明細書の試行収集・分析を実施。
(北海道局に於いては収集まで実施。)
平成17年度 6件
[国土交通省] |
ユニットプライス型積算方式を試行する。
平成17年度 1件
[国土交通省] |
平成15年度に引き続き、鉄筋挿入工について試行調査を実施。
平成16年10月より、グルービング工について試行調査を実施。
平成17年度 2工種
[国土交通省] |
平成17年度に2工種2分類(内装床、絶縁電線)の本施行、1工種1分類の試行を実施。市場単価方式導入のための各調査要領等を整備。
[国土交通省] |
インターネット等を活用し、超大口資材価格の見積を公募する部分について平成16年11月から試行を実施。
平成16年度 6件 から 平成17年度 10件
[国土交通省] |
直轄営繕工事の積算においてIT(電子メールによる見積徴収)を活用した見積徴収の試行を継続実施。ホームページ利用による見積徴集のためのイメージ画面について検討。
[国土交通省] |
建物の建築部材の見直し。
平成17年度 1件
[国土交通省] |
資材単価の決定方法に関し検討を実施し、これまで以上に実勢価格を積算に反映するため、見積りの適用範囲、見積りの方法についてルールの明確化を実施。(ユニットプライスの補見)
平成17年度 4件
[国土交通省] |
大規模な官庁施設の整備事業について、スケールメリットが期待できる資機材の価格調査を実施し、工事価格に反映。
平成16年度 2件 から 平成17年度 3件
[国土交通省] |
労務費調査の精度向上のため、調査方法の改善を実施。
平成17年度 1件
[国土交通省] |
積算業務において、一部の工種に市場単価を導入。
平成17年度 1件
[環境省] |