<平成17年度大学等発ベンチャー調査の概要>

1.調査の概要

 文部科学省の「21世紀型産学官連携手法の構築に係るモデルプログラム」の一環として、平成12年度から筑波大学等が実施しているもの。今回の調査が6回目。

2.調査対象

 全国の国公私立大学、工業高等専門学校及び大学共同利用機関(786ヶ所)並びに政府系研究施設(47ヶ所)に対するアンケート調査(合計833ヶ所)

3.主な調査結果

(1)大学発ベンチャー

  1. 平成17年8月末までの大学発ベンチャーの創出実績
    1,141社(前年度916社、24.6%増)
  2. 大学発ベンチャーの設立累計と各年の設立数 (注)8月末日現在のもの。
    グラフ
  • 【参考】

    過去3年間の年間設立数
      設立数
    平成14年 164
    平成15年 194
    平成16年 195
    平成17年 106
    (8月末日現在)
  1. 大学別ベンチャー数上位10校
    ( )内は前年度
    順位 大学名 種別 ベンチャー数
    1 早稲田大学 私立 75(65)
    2 大阪大学 国立 50(46)
    3 慶應義塾大学 私立 46(43)
    4 京都大学 国立 44(37)
    5 筑波大学 国立 42(30)
    6 東京大学 国立 41(33)
    7 神戸大学 国立 34(22)
    8 日本大学 私立 33(29)
    9 東北大学 国立 31(27)
    10 九州大学 国立 30(22)
    ※上位大学の順位に大きな変動はないが、筑波大学、神戸大学がそれぞれ12社増えるなど、全体として国立大学発ベンチャーが特に増加している。

(2)政府系研究施設発ベンチャー

 平成17年8月末までの政府系研究施設発ベンチャーの創出実績
 105社(前年度 80社)
 (ただし、19社が大学発ベンチャーと重複)

※ 本調査は、大学発ベンチャーの設立数についての調査結果速報であり、個々のベンチャーを対象とした経営状況等の詳細については、引き続き第二次調査を行う予定。(年度末に公表予定)

お問合せ先

研究振興局研究環境・産業連携課

(研究振興局研究環境・産業連携課)

-- 登録:平成21年以前 --