事後評価結果等について

標記の件について、事後評価実施要領に基づきイノベーション経営人材育成システム構築推進委員会において、イノベーション経営人材育成システム構築事業(平成28~平成30年度)について、実施機関に対する事後評価を行いました。


機関名

評定区分

評定の目安

国立大学法人政策研究大学院大学

A

事業全体として当初目的を達成しており、全体として良好な取組と判断する。


 (上記委員会による評価のコメント)
 米国やカナダ、シンガポールで先進的な取組を行っている大学を研修先として的確に選定したことや、前年度の状況、参加者の評価を踏まえつつPDCAを活かすことで、常により良いプログラム開発を行ったことは、評価できるものである。
 また、プログラム参加者や参加大学間にネットワークが構築され、適宜、情報発信がなされている点も評価できる。
 一方で、我が国とは社会状況の異なる米国等での先進的な取組事例の全てが応用できるものでもない。視野を広げて、更なる展開に向けた検討がなされることが望ましい。
 このような点を踏まえれば、今後、大学経営人材の高度化等を図ろうとしている大学支援フォーラム(PEAKS)や一般社団法人国立大学協会等とも連携しながら、また、本事業の参加者の経験を生かすことで、大学改革への応用展開など、産学官全体への波及効果が生まれることを期待している。

お問合せ先

科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課大学技術移転推進室

(科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課大学技術移転推進室)