クロスアポイントメントの推進に係る調査等

 クロスアポイントメントとは、出向元機関と出向先機関の間で、出向に係る取決め(協定等)の下、当該取決めに基づき労働者が二つ以上の機関と労働契約を締結し、双方の業務について各機関において求められる役割に応じて従事比率に基づき就労することを可能にする制度です。
 新たなイノベーション創出に向けて、オープンイノベーションの「場」としての大学、公的研究機関の重要性はますます高まってきており、社会の課題解決に取り組んでいく一員として、研究成果を積極的に社会に発信し、民間企業との連携を密にしていくことで、イノベーションを連続的に創出し、社会の要請に応えていかなければなりません。
 そのためには、イノベーション創出に向けて世界トップクラスの研究者等の卓越した人材が、大学、公的研究機関や企業等の壁を越えて、複数の機関において活躍できるよう、人材の好循環を招く環境整備を図っていくことが重要です。
 

平成30年度事業 組織対組織による産学連携の強化に資するクロスアポイントメントの実施・促進に係る調査
[事業目的]

 本事業では、クロスアポイントメントの活用における具体的な対応方策等を調査することを目的に、大学と企業が認識を共有した上で議論を行う会合(以下「連絡協議会」という。)を開催することにより、当該手引書の改訂及び組織対組織による産学連携の強化に資するクロスアポイントメントの実施・促進方法を明らかにし取りまとめることを目的とします。

[成果物]

平成29年度事業 クロスアポイントメントの推進に向けた調査研究
[事業目的]

 本事業では、具体的事例に即して、大学教員に係る企業とのクロスアポイントメント導入に向けた現状・課題を調査した上で、大学における教育の提供と企業における事業目的の達成を踏まえながら、大学現場の実情に応じた就業の在り方について検討を行い、適切なモデルを構築することを目的とします。

[成果物]

お問合せ先

科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課 大学技術移転推進室

電話番号:03-6734-4075

Get ADOBE READER

PDF形式のファイルを御覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要な場合があります。
Adobe Acrobat Readerは開発元のWebページにて、無償でダウンロード可能です。

(科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課 大学技術移転推進室)