次世代IT基盤構築のための研究開発「イノベーション創出の基盤となるシミュレーションソフトウェアの研究開発」に関する研究開発課題の決定について

文部科学省
20文科振第896号
平成20年9月18日

 文部科学省では、「次世代IT基盤構築のための研究開発」のうち「イノベーション創出の基盤となるシミュレーションソフトウェアの研究開発」領域について、平成20年7月14日から平成20年8月15日まで研究開発課題の提案公募を行いました。

1.公募の概要

1.目的

 本研究開発では、イノベーションの創出や国民生活の安全・安心を実現するために、大学等が有するソフトウェア資産を活用し、緊密な産学の連携体制のもと、ものづくり分野を中心とした最先端の複雑・大規模な解析を可能とするシミュレーションソフトウェアの研究開発を行うことにより、人材育成やノウハウの共有を含めた我が国全体のシミュレーションソフトウェアの開発・活用基盤の抜本的強化を図ります。具体的には以下の点を目的とします。

  • 産業イノベーションに資する我が国独自のシミュレーションソフトウェアを開発・普及するとともに関連分野の人材育成を行う。
  • 大学等の研究機関が有するソフトウェア資産と産業界のニーズ等とのマッチングを通して、ソフトウェア資産の有効活用を行い、シミュレーションソフトウェアの開発に係る産学官連携体制を構築する。
  • スーパーコンピュータを中心とする計算機環境の劇的な性能向上を踏まえ、高度並列化されたソフトウェアを整備する。

2.経緯

(1)公募期間

 平成20年7月14日(月曜日)~平成20年8月15日(金曜日)の期間、公募を実施。

(2)審査

 平成20年8月31日(日曜日)に外部有識者からなる研究開発課題審査検討会(別紙1)において、全ての提案についてヒアリングを実施しました。

3.採択課題

 上記手続きにより、採択された課題は、(別紙2)のとおりです。

[制度に関するお問い合わせ]

文部科学省研究振興局情報課
担当:堀田、足立
電話:03-6734-4275
E-mailjyohoka@mext.go.jp

(研究振興局情報課スーパーコンピュータ整備推進室)

-- 登録:平成21年以前 --