科学技術・学術審議会学術分科会
科学研究費補助金審査部会
科学技術・学術審議会学術分科会科学研究費補助金審査部会(以下「審査部会」という。)は、令和3年度に発足した学術変革領域研究(A)の研究領域について、領域代表者からの報告を基に、「科学研究費助成事業における評価に関する規程」(平成14年11月12日審査部会決定)の規定に基づき、中間評価を行った。
中間評価の結果は次のとおりである。
※学術変革領域研究(A)
学術変革領域研究(A)は、「多様な研究者の共創と融合により提案された研究領域において、これまでの学術の体系や方向を大きく変革・転換させることを先導するとともに、我が国の学術水準の向上・強化や若手研究者の育成につながる研究領域の創成を目指し、共同研究や設備の共用化等の取組を通じて提案研究領域を発展させる」ことを目的とした研究種目である。
領域設定期間は5年間であり、領域設定期間の4年度目に中間評価を、領域設定期間終了年度の翌年度に事後評価を行うこととしている。
中間評価(評価対象研究領域数…16)に係る調査は、区分1(Ⅰ)、区分2(Ⅱ)、区分3(Ⅲ)、区分4(Ⅳ)の各委員会において行うこととしており、中間評価の方法は、書面、ヒアリング及び合議により行うこととしている。
調査のため委員会を下記のとおり開催し、ヒアリングを行った後、合議により委員会としての調査結果をまとめた。
区分1(Ⅰ)評価委員会 令和6年10月18日
区分2(Ⅱ)評価委員会 令和6年10月23日
区分3(Ⅲ)評価委員会 令和6年10月17日
区分4(Ⅳ)評価委員会 令和6年10月16日
以上の調査結果に基づき、令和6年11月22日に開催した審査部会で審議・決定した評価結果は以下のとおりである。
評点 | 評価基準 | 研究領域数 |
A+ | 研究領域の設定目的に照らして、期待以上の進展が認められる | 3 |
A | 研究領域の設定目的に照らして、期待どおりの進展が認められる | 11 |
A- | 研究領域の設定目的に照らして、概ね期待どおりの進展が認められるが、一部に遅れが認められる | 2 |
B | 研究領域の設定目的に照らして研究が遅れており、計画の見直しが必要である | 0 |
C | 研究領域の設定目的に照らして、研究成果が見込まれないため、研究費の減額又は助成の停止が適当である | 0 |
令和6年度「学術変革領域研究(A)」に係る中間評価結果・評価結果の所見 (PDF:1,447KB)
科学研究費助成事業データベース(KAKEN)(※科学研究費助成事業データベースへのリンク)
研究振興局学術研究推進課