文部科学省改革実行本部(第2回)議事要旨

日時:令和元年6月6日(木曜日)15時05分~15時25分
場所:文部科学省5F3会議室

出席者

柴山大臣(本部長)、永岡副大臣、浮島副大臣、中村大臣政務官、白須賀大臣政務官
(事務方)藤原事務次官、生川官房長、瀧本総括審議官、ほか事務担当官

議題

(1)現職職員の逮捕事案への対応について
(2)文部科学省創生実行計画の進捗状況について

概要

○一連の不祥事からの信頼回復に全省を挙げて取組を進めている最中、職員が逮捕される事案が発生したことは断腸の思いであり、慙愧(ざんき)に堪えない。捜査に最大限協力し、全容の解明を踏まえて厳正に対処したい。
 このような状況を踏まえ、省内の綱紀粛正について改めて徹底し、法令違反等の事案が生じた場合は、速やかに報告するように強く求める。また、管理職職員が部下の心身に抱える問題点を把握する等、職員の公私を問わない悩みなどの相談を受ける体制の抜本的強化を進めるよう強く求める。職員一人一人ができることからしっかりと取り組んでほしい。

○職員が麻薬で逮捕されたことは、本当に遺憾。このようなことが二度と起こらないよう、気を引き締めてほしい。どんなにつらくても麻薬には手を出してはいけないと認識すべき。

○ 麻薬事案が発覚したことは非常に残念。国会の対応等いろいろあるとは思うが、我々もフォローしたいと考えており、大変なときは相談いただきたい。
文部科学省の危機管理について、よくよく危機意識を持って当たっていただきたい。

○日々遅くまで仕事をしている職員の姿を見ていて、心から敬意を表したい。その一方、一連の不祥事が続く中、このようなことが起きたことは本当に遺憾である。職員一人一人が一分一秒何のために仕事をしているのかを肝に銘じながら、一歩一歩進んでいくことが、信頼回復につながっていくと思う。他人事ではなくて自分事と捉えて一人一人が全力で進んでほしい。
 また、速やかな報告、キャッチボールをしっかりとしてほしい。良い報告は後でも良いが、悪い報告は少しでも早く上げることが重要。

○省改革実行本部で取り組んでいながら不祥事が起こってしまっている。全ての職員まで行き届いてないという事実が非常に残念。また、職員一人一人が健康な状態で仕事ができる仕組みも重要。我々もつらい現場の話も聞きたいと思う。全員で頑張りましょう。

○コンプライアンスの相談体制について、職員の悩みが専門家に相談できる体制がきちんと機能するように、各部署の相談員を速やかに整備すべき。
 また、職員のメンタルについては、必要な場合には医療機関を受診させる体制をとってほしい。

お問合せ先

大臣官房省改革推進・コンプライアンス室

(大臣官房省改革推進・コンプライアンス室)