文部科学省幹部職員の事案等に関する調査・検証チーム会議(第8回)議事要旨

日時

令和2年12月8日(火曜日)13時00分~13時45分

場所

文部科学省11階 省議室

出席者

高橋副大臣(座長)、菊地構成員、福島構成員、村越構成員、森構成員、
事務局:串田総括審議官、水田省改革推進・コンプライアンス室次長、大川省改革企画官、薄井人事課計画調整班主査、天野省改革推進・コンプライアンス室専門職
 

議題

 1 文部科学省元国際統括官の事案に関する調査報告(案)について  
 2 その他
 

概要及び結果

文部科学省元国際統括官の事案に関する調査報告(案)について審議を行い、内容について了承された。なお、後日、構成員了承の上、一部文言の修正を行った。
構成員からの主な発言は以下のとおり。
・文部科学行政の本来の重要性、影響力の大きさを思い返しながら、自身の仕事の重みや使命感を認識して業務に取り組むことが、意識改革・風土改革に繋がる。
・現在、幹部が若手職員と直接的に話をしたり、自身の思いを語りかけるといった取組を行っていると聞いているが、こういった積み重ねが、風通しの良さ、やりがいの再確認に繋がるので、日常的に続けることを期待する。
・今回のような不祥事が起こると、多くのマンパワーや時間が割かれ、国家公務員として、本来、国民のために働くべき時間や労力が失われる。これは職員のみならず、国民にとっても大きな損失となることを自覚してほしい。
・今回のような不祥事をどうして止められなかったのか、気が付かなかったのかということを、幹部には改めて問い返してもらいたい。
・見て見ぬふりをする組織では、国民の期待に応えた文部科学行政を行うことはできない。本業と違うところで起きた問題ではなく、制度や組織風土がしっかりしないと国民からも信頼されないということをしっかり肝に銘じて頑張ってほしい。
・限られた人材の中で、多様で重要な業務をこなす中、実効性のある統制環境をいかに作っていくかが大事。これまでの不祥事を教訓として、国民に対する信頼の重要性を考え、職員が職務にあたっての公平性・誠実性をしっかり発揮できるよう、環境整備を行ってほしい。