現在,国内に在留する外国人の数は増加しており日本語を学ぶ人の数も増加しています。同時に,こうした学習者の増加を背景として,日本語教育人材の需要が今後も高まっていくことが予想されています。
1日目には,日本語教育に関連する外国人施策を各省庁から説明するとともに,日本語教育の人材を養成する機関と養成された人材を受け入れる機関の両面から,これからの日本語教育に求められる人材像を議論します。
2日目には,これから日本語教育分野で働くことを目指す人が,様々な日本語教育の分野で活躍している先輩から直接話を聞く場を設けます。あわせて,日本に在留する「生活者としての外国人」に対する日本語教育について,各地の先進事例を紹介します。
○登壇者
テーマ:これからの日本語教育における人材像~養成の現場と活躍の現場の両面から考える専門性~
○ファシリテーター:神吉宇一
(武蔵野大学大学院,文化審議会国語分科会日本語教育小委員会委員)
○地域日本語教育実践プログラム(A)
○地域日本語教育実践プログラム(B)
○地域日本語教育コーディネーター
○日本語教育人材のキャリアパス~現場で活躍する先輩に直接聞いてみよう!~
○「生活者としての外国人」のための日本語教育事業について
説明者:文化庁国語課事業担当
○発表団体
○第1分科会
地域日本語教育の専門家って何するの?
~空白地域解消の実践から(地域日本語教育スタートアッププログラム)~
○第2分科会
子供に日本語を教える人の専門性を考えよう
~就学前から青年期にわたる対象別の日本語学習支援を通して~
○第3分科会
ライフステージに応じた日本語学習を支援するには
~成人の学びの在り方を考える~
全体総括:伊東祐郎(文化審議会国語分科会長日本語教育小委員会主査,東京外国語大学大学院教授・副学長・附属図書館長)