文部科学省では、「共同利用・共同研究拠点」について、公私立大学からの申請に基づき、文部科学大臣の認定を行いましたので、お知らせいたします。 今回は、平成30年度からの公募分として公私立大学から8件の申請を受け、共同利用・共同研究拠点に関する作業部会(主査:八田英二同志社大学経済学部教授)において、専門的見地から、拠点としての妥当性の有無について書面及び合議により審議しました。 この審議の結果を踏まえ、以下のとおり2件について、共同利用・共同研究拠点として文部科学大臣の認定を行いました。
大学・研究施設名 |
公私 |
共同利用・共同研究拠点名 |
代表者 |
研究分野 |
認定期間 |
共同利用・共同研究拠点の概要 |
横浜市立大学先端医科学研究センター |
公 |
マルチオミックスによる遺伝子発現制御の先端的医学共同研究拠点 |
折舘 伸彦 |
医学・生物系 |
平成30年4月1日 ~ 平成36年3月31日 |
横浜市立大学が整備・蓄積してきた遺伝子発現制御研究に資する各種オミックスやバイオインフォマティクスの解析設備と技術を他大学・研究所・企業に開くことで、日本有数の医学共同利用・共同研究拠点を形成する。 |
早稲田大学各務記念材料技術研究所 |
私 |
環境整合材料基盤技術共同研究拠点 |
小山 泰正 |
環境整合構造材料、環境整合機能性材料、環境整合材料物性、環境整合材料の設計評価 |
平成30年4月1日 ~ 平成36年3月31日 |
1938年の材料技術研究所開設以来積み上げてきた材料技術開発における情報・ノウハウやネットワークを、新たに生まれ変わる「環境整合材料分野」に特化した研究所へ集約して、環境に整合した社会の構築に寄与することに特化した研究拠点となることを目的とする。 |
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