特色ある共同研究拠点の整備の推進事業 採択拠点一覧

平成20年度採択拠点一覧

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機関名

拠点名

研究分野

採択理由

早稲田大学

イスラーム地域研究
機構
早稲田大学拠点

地域研究

イスラーム地域をテーマとする世界に先駆けた地域研究の取り組みであり、他大学等とのネットワーク型の共同研究の実績も充分である。他のネットワーク拠点における研究テーマも明確で、共同研究の発展性があり、当該拠点に対する学内の支援体制も充実している。今後は、他のネットワーク拠点との運営面での調整に留意しつつ、世界的な共同研究拠点の形成を見据え、更なる拠点の充実・強化を期待する。

東京大学拠点

京都大学拠点

上智大学拠点

財団法人東洋文庫拠点

イスラーム地域研究機構は、ネットワーク型拠点として、早稲田大学を中心に、東京大学、京都大学、上智大学、財団法人東洋文庫の5機関で構成されています。

慶應義塾大学

パネルデータ設計・
解析センター

経済統計学、応用経済学

21世紀COEプログラム等による研究実績を踏まえ、これまでの家計パネル調査を発展させた共同研究を実施する提案であり、今後の我が国の政策構想、実施、評価などに資する実証的な調査研究につながる可能性がある。また、研究者コミュニティからの要望も高く、拠点に対する学内の支援体制も充実している。今後は、他の調査機関等との連携の強化、データベースの公開の充実など、共同研究拠点としての機能の強化を期待する。

文化女子大学

文化ファッション研究
機構

生活科学(服飾文化)等

服飾文化に関する分野を融合した新たな取り組みであり、服飾文化研究を俯瞰できる共同研究拠点としての発展可能性は高い。日本の文化力・ソフトパワーを発信していく意味でも共同研究拠点の形成に大きな意義がある。また、研究者コミュニティからの要望も高く、服飾博物館などにおける服飾関係の図書・資料や拠点に対する学内の支援体制も充実している。今後は、国際化を見据えた共同研究拠点としての活動を期待する。

大阪商業大学

JGSS研究センター

社会学

「学術フロンティア推進拠点」による日本版総合的社会調査の研究実績があり、共同研究拠点におけるテーマ別の詳細な共同研究計画は評価できる。日本社会の現状と変容の分析により、様々な制度設計や政策立案に資する可能性もある。また、研究者コミュニティからの要望も高く、大学が一体となった学内の支援体制も充実している。今後は、拠点の研究体制を更に充実・強化し、共同研究を推進していくことを期待する。

関西大学

ソシオネットワーク戦略
研究機構

経済政策

「学術フロンティア推進拠点」などの研究実績に基づく、大規模な社会データの構築を通じて社会科学の新展開を探ろうとするパイオニア的なプロジェクトであり、経済政策研究の発展に資する可能性がある。また研究者コミュニティからの要望も高く、学内の支援体制も充実している。今後は、拠点の各ユニットにおいて共同研究課題を広く募るなどマネージメントの改善や、既存の理論的な仮説の実証的な検討に留意しつつ、共同研究を推進していくことが必要である。

 

平成21年度採択拠点一覧

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機関名

拠点名

分野

採択理由

早稲田大学

演劇映像学連携
研究拠点

人文学、芸術学、芸術学・芸術史・芸術一般

学外演劇研究者・演劇研究諸機関と演劇及び映像をテーマとする共同研究を行い、21世紀COEプログラム等により充分な研究実績が蓄積されており、豊富な学術資料やデータベースを有している等、共同研究拠点の基盤はすでにできている。研究計画も具体的で実現可能性があり、他分野との共同による研究等により充実した共同研究拠点を形成する可能性が高く、当該学問分野の発展に充分寄与できるものと期待する。

神奈川大学

国際常民文化研究
機構

文化人類学・民俗学

漁業制度調査による史資料25万点を含む所蔵する膨大な資料と庶民の生活文化を調査・研究した21世紀COEプログラム等による研究実績が蓄積されている。こうした基盤の上に具体的な計画がなされており、一定の研究者コミュニティの規模もあるため、民俗学を中心とする共同研究拠点としての発展が期待できる。

※このほか、共同研究拠点の形成を促進する観点から、慶應義塾大学の芸術創造資源アーカイヴに関する提案について、平成21年度に限り活動を支援した。

お問合せ先

研究振興局学術機関課

機構調整・共同利用係
電話番号:03-5253-4111(内線4299)

-- 登録:平成22年07月 --