平成17年12月8日
◇ | 文部科学省高等教育局大学改革推進室からGPに関する情報等を随時お届けしています。 「GP」とは「優れた取組」を表す「Good Practice」の頭文字をとった通称です。 |
◇ | 現在システムの関係上ご登録いただいている各大学・短期大学・高等専門学校の窓口(最大2アドレス)から学内の関係部署や希望者に転送をお願いしています。 お手数ですが、窓口担当の方は、学内へ転送メールであることを示した上で転送してください。 |
◇ | 今後専用システムの整備を予定しています。システム整備後は自動受付による配信を予定しています。 |
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● | [現代GPフォーラム・プレイベント「現代GPの昨日・今日・明日」] 3月に予定している現代GPフォーラムのプレイベントとして今回から現代GP選定委員会委員の先生方に抱負や17年度の審査についての感想などをいただき、連載企画としてお届けします。
平成17年度の現代GPは、509件の取組の申請をいただき、そのうち特に優れたものとして、84件を選定いたしました。そこに至るまで、総勢100名を超える委員及びペーパーレフェリーの参画を得て、厳格な審査・評価を行いました。 選定にあたっては、「審査要項」等の公表を行うなど、「公正性」「透明性」の確保に努めましたが、とくに今年度の特徴として挙げられるのが、全テーマでの面接審査の実施ではないかと考えます。これにより、これまで書面のみでは十分把握できなかった点についても直接に確認が得られ、より精度の高い審査を行うことができたものと考えています。 今年度も厳しいスケジュールの中、多数の申請をいただきました大学・短期大学・高等専門学校の皆様、また、精力的な審査・評価を行っていただきました委員・ペーパーレフェリーの皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。来年度以降についても、本プログラムの趣旨に即した、高等教育の質の充実と優れた人材の育成に有効でかつダイナミックな取組が多数提示されることを期待しつつ、その審査においては、「公正性」「透明性」の確保と手続き・方法等の効率化にさらに努めてまいりたいと存じます。
法人化は、大学のあり方について原点に返って考える機会となりました。 160に上る申請書を読み、42の面接審査を行うことは正直に言って楽ではありませんでした。しかし、申請者の熱意に後押しされてこのような重要な任務を終えることができたのだと思います。特に、印象に残ったのは、高専、短大などからの申請に優れた内容のものが多かったことです。
今回の申請についてはいくつかの特徴を挙げることができます。「広域展開型」という概念からして、相互に隣接した広がりをもつ地域(住民)を対象とする取組が一般的です。 もっとも対象地域を明示した取組と、境界を定めず広く地域全般を対象とした取組に分類できます。ところが、離散的な複数の地域(住民)を対象とした取組もありました。また、「防災」「減災」をキーワードに地域活性化を目指した意欲的な取組も目立ちました。 選定された取組に共通する点は、学生あるいは学生教育の成果が地域活性化とどのように関係するのか、大学等がそれにどのように関与するのかについて具体的な提案があることです。さらに地域社会との連携体制が既に確立されているか、もしくは見込まれることも共通する点です。これは実現可能性とも密接に関わっており、大学等と地域との協働関係が有効に機能することは地域活性化には欠かすことができません。 最近の学生は実社会との関わりを視野に入れた教育カリキュラムに強い関心を示します。 基礎的な学術知識や教養を身に付けさせることはもちろん必要です。地域活性化への貢献を目指した魅力的なカリキュラムを提示し、学生のオフキャンパス活動を全学挙げて支援すれば、’Think Globally, Act Locally’の具体化となるでしょう。
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高等教育に関する最新の話題などについてお届けします。 |
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GP選定取組実施状況レポートを数回に分けてお届けしています。 (編集部(特色GP・補助金執行担当)(大学改革推進室改革支援第2係)入垣 治徳) 「自立した学習者による社会貢献の実践教育」 平成16年度特色GPの選定を受けた、京都精華大学の環境マネジメントシステムを活用した「自立した学習者による社会貢献の実践教育」についてお話をうかがいました。 (取組紹介はこちら) |
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GPに関する最新の番組放送情報についてお届けします。 第11号で放送日程をお知らせした「政策対談 明日への架け橋」の収録が先日行われました(撮影現場の様子はバックナンバーに掲載予定)。
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(放送予定日) 12月17日(土曜日)21時30分~ 朝日ニュースター(CS) (「政策対談 明日への架け橋」についてはこちら) http://www.gov-online.go.jp/publicity/tv/asu.html |
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「大学改革GPナビ-Good Practice-」メールボックス(daikaika@mext.go.jp)に対して、よくいただく質問にお答えします。 (Q) (A)
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● | [編集後記―編集部(予算等全体調整担当) 大学改革推進室改革支援第1係長 荒木 秀治] 東京は随分寒くなってきましたが、読者の皆さんのお住まいの方はいかがでしょうか。丸の内(仮庁舎)3度目の冬を迎えていますが、毎年この時期は「東京ミレナリオ」の準備作業を横目に出勤しています(「東京ミレナリオ」は12月24日から1月1日の開催予定です)。 一方でミレナリオを見る度に地元の「神戸ルミナリエ」を思い出しています。「神戸ルミナリエ」は、阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、復興・再生への夢と希望を託し、阪神・淡路大震災の起こった平成7年12月に初めて開催され、今では都市と市民の希望を象徴する神戸の冬の風物詩として定着しています。今年の「神戸ルミナリエ」は明日から22日までの開催とのことです。皆さんのまちではどのような冬の風物詩があるのでしょうか。 それはさておき、早くも13号を迎えた「GPナビ」、読者の方のお役に立っていますでしょうか?特色GPフォーラムで直に意見交換をしていた関係かと思いますが、最近教職員の方からのご意見・ご要望などが少し停滞気味で寂しい思いをしています(一方で学生の方からの質問等は増加中です)。
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大学改革GPナビ-Good Practice-
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大学改革GPナビ-Good Practice- |
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国公私立大学を通じた大学教育改革の支援 |
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特色ある大学教育支援プログラム(特色GP) |
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現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP) (3月4日フォーラム開催予定) |
-- 登録:平成21年以前 --