大学改革GPナビ-Good Practice-(第2号)

平成17年7月5日



INDEX
[現代GP面接審査について]
[財務省予算執行調査について]
[「魅力ある大学院教育」イニシアティブ公募関係]
[文部科学時報について]
[編集後記-編集部(特色GP・補助金執行担当)
  (大学改革推進室改革支援第2係長)川崎 宏]



●[現代GP面接審査について]

   今年度の現代GP面接審査は、7月19日(火曜日)~7月22日(金曜日)の期間で実施する予定です。面接審査の対象となった大学等に対しては、7月15日までに選定委員会事務局からメール又はFAXで日程等をご連絡します。
 また面接審査対象外となった大学等には、7月15日までにメールでその旨をご連絡します。

 
テーマ名 連絡予定日 面接審査日
地域活性化への貢献(地元密着型) 7月13日(水曜日) 7月19日(火曜日),20日(水曜日)(いずれか1日)
地域活性化への貢献(広域展開型) 7月8日(金曜日) 7月19日(火曜日),20日(水曜日)(いずれか1日)
知的財産関連教育の推進 7月13日(水曜日) 7月21日(木曜日)
仕事で英語が使える日本人の育成 7月15日(金曜日) 7月22日(金曜日)
人材交流による産学連携教育 7月12日(火曜日) 7月22日(金曜日)
ニーズに基づく人材育成を目指したe-Learning Programの開発 7月6日(水曜日) 7月19日(火曜日)

   なお、面接審査実施に関しては下記ホームページ要領もご参照ください。
   (現代GP面接審査について)
   (現代GP面接審査等実施要項)


●[財務省予算執行調査について]

   予算が効率的かつ効果的に執行されているかを十分に把握するため財務省による予算執行調査が平成14年度より行われています。具体的には、主計局の予算査定の担当者が、次年度以降の予算編成に向けた問題意識等から選定した事業について、財務局の協力も得つつ、それぞれの現場に赴き、
 1)事業の効果が実際に実現しているか、
 2)事業の進捗状況、
 3)事業のコストが効果に見合っているか
といった観点から調査を行っています。

 今回、平成17年度予算執行調査の対象53事業の1つとして国公私を通じた大学教育改革支援(特色GP、現代GP)が選定され以下の様に予算執行調査が実施されたところです。

 
1.事業名: 国公私を通じた大学教育改革支援
 
○対象補助金及びプログラム
 大学改革推進等補助金
  ・特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)
・現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)

2.調査内容: 平成16年度に選定された大学の補助金の執行・管理等の状況
   (特色GPについては、平成15年度選定分も含む)

3.調査方法: 書面(調査票)及び各地方財務局担当官による実地調査
 
○調査項目等
  ・取組の概要
・学内の検討体制(申請及び評価)
・補助金の申請、執行、管理状況 など

3.調査大学: 全選定取組の約2割程度(50件)を選定
  (対象:特色GP138件、現代GP86件 計224件)
財務省作成の調査先選定基準に基づき調査対象大学を選定

4.日程等:
3月下旬・・・ 調査票内容及び調査大学の選定について財務省担当係(文科3係)と調整
4月上旬・・・ 調査大学へ調査票発送
調査票は所在地を所管する財務局へ提出(締切13日)
4月下旬~・・・ 財務局による調査大学の実地調査
6月・・・ 調査結果の公表(財務省ホームページ等)

   調査の内容ですが、大学にとって若干厳しいものになっている箇所もありますが(詳細は、下記財務省ホームページを参照)、特色GP、現代GPをはじめとする国公私を通じた大学教育改革支援は、各大学における大学教育改革の推進に大きな成果をあげており、文部科学省としては、一層積極的に推進するとともに、今後も各大学の予算執行状況の把握に努め、その適正化・効率化が図られるよう努めていきたいと考えています。
 また、補助期間終了後も各大学に教育改革の取組が効果的に継続されるよう促すとともに、必要な支援に努めていきたいと考えています。
 結果につきましては、下記ホームページを参照してください。
 今回の調査対象となった大学等の関係者の方におかれましてはおつかれさまでした。

   (財務省予算執行調査ホームページ)


●[「魅力ある大学院教育」イニシアティブ公募関係]

   「大学改革GPナビ」(第1号)でもお知らせしている「魅力ある大学院教育」イニシアティブの公募関係の情報ですが去る6月28日付けで各国公私立の大学に通知したところです。
 本事業の説明会を7月8日(金曜日)東京、12日(火曜日)大阪で開催しますが、当日会場では公募要領等の書類は配付しませんので参加する各大学ご担当者におかれましては忘れないように持参してください。なお、7月6日(水曜日)までに登録確認(日時・場所)のメールを日本学術振興会よりお送りしますので、御確認ください。
 本事業のご質問等については、大学改革推進室大学院係(03-5253-4111(内線:3312))までお寄せください。詳細については、文部科学省のホームページをご覧ください。

 
  (今後のスケジュール)
 
<受付日時>  
7月27日(水曜日)~7月28日(木曜日) 9時30分~12時
13時~17時
  (郵便等で送付する場合は、期間内必着です。)
8月上旬~10月上旬審査(9月下旬~10月上旬ヒアリング)
10月中旬頃結果公表予定

     文部科学省「魅力ある大学院教育」イニシアティブホームページ
   独立行政法人日本学術振興会「魅力ある大学院教育」イニシアティブホームページ


●[文部科学時報について]

   7月20日発行予定の「文部科学時報」(発行 株式会社ぎょうせい)7月号に現代GPを中心として「変わる大学教育改革2-「特色GP」と「現代GP」の活用」が掲載されます。
 なお「文部科学時報」6月号には特色GPを中心とした「変わる大学教育改革1-「特色GP」と「現代GP」の活用」が掲載されています。


 
●[編集後記-編集部(特色GP・補助金執行担当)
  (大学改革推進室改革支援第2係長)川崎 宏]

   この「大学改革GPナビ-Good Practice-」の配信が2回目となりました。そもそも事の始まりは、ホームページだけでなく、積極的な情報発信を行っていきたいというある編集部員の発意から1年近くを費やしスタートしたものです。高等教育局では、知りうる限り初めてかもしれません。この手の情報発信をもっと早くスタートするべきとの大学関係者からの叱咤激励もありました。
 先日、配信を受けられている大学の方とお話する機会があり、「メルマガ始めたんだって?うちの大学にも送ってくれない?」という依頼に、「貴学は既に登録されていて先日第1号お送りしましたよ」というやりとりがありました。
 大学は社会への情報発信に積極的に取り組まれていらっしゃると思いますので、同じように学内教職員の方々への情報発信も是非積極的にお願いしたいと思います。
 まだ、スタートして間もない「GPナビ」、大学の皆さんからのご要望などいただきながら、望まれる情報発信に努めていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

 
   GPをはじめとする「国公私を通じた大学教育改革の支援」事業についての質問等をdaikaika@mext.go.jpまでメールを送信してください。
 お送りいただくメールの件名は必ず[大学改革GPナビ(件名)(学校名)」の形式でお願いします。
 なお、ご質問等に関しては、全体に周知する事が必要なものについては、大学改革GPナビやホームページで回答していきますのでご了承ください。




大学改革GPナビ-Good Practice
編集長:   文部科学省主任大学改革官 山崎 秀保
発行:   文部科学省大学改革推進室
    〒100-8968 東京都千代田区丸の内2-5-1



大学改革GPナビ-Good Practice-ホームページ
国公私立大学を通じた大学教育改革の支援
特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)
現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)

-- 登録:平成21年以前 --