平成16年7月
特色ある大学教育支援プログラム実施委員会
現在、わが国では、個性輝く大学づくり、国際競争力の強化、教養教育の充実等が求められる中、大学における教育の質の充実や世界で活躍し得る人材の養成が重要な課題となっており、各大学における教育面での改革を一層促進していく必要がある。
こうした状況の中、平成15年度からの文部科学省の新規事業である特色ある大学教育支援プログラムは、大学教育の改善に資する種々の取組のうち、特色ある優れたものを選定、公表することによって、それぞれの大学、短期大学が選定された取組を参考に教育の改善・改革を推進していくことを通じて、わが国高等教育の活性化を促進させることを目的とするものである。
特色ある大学教育支援プログラムを実施するにあたり、本年度は昨年度に引き続き、募集テーマとして、「主として総合的取組に関するテーマ」、「主として教育課程の工夫改善に関するテーマ」、「主として教育方法の工夫改善に関するテーマ」、「主として学生の学習及び課外活動への支援の工夫改善に関するテーマ」、「主として大学と地域・社会との連携の工夫改善に関するテーマ」の5テーマ例を設定し、国公私立の大学、短期大学から534件の申請を受け付けた。
この申請を受けて、特色ある大学教育支援プログラム実施委員会は、具体的審査を同委員会の下に設置した総合評価部会、各審査部会に付託し、そこで慎重かつ集中的に審査が行われた。この審査結果は、7月30日の実施委員会に報告され、了承された。
今回、これらについての審査結果を取りまとめたので公表する。
事務局長 澤田 進、総務課長 工藤 潤
電話番号:03‐5228‐2020
-- 登録:平成21年以前 --