(別紙)「私立大学学術研究高度化推進事業」に係る「研究成果報告書の概要」(様式1)の記載要領

  1.  本報告書は、選定時に選定された事業単位で作成してください。(選定時の構想調書1本に対し本報告書を1本作成。)
     様式に沿って、A4縦型で作成し、難解な専門用語・略語については極力使用を避け、もし使用する場合は脚注を付すなどわかりやすい記述となるようにしてください。
     「私立大学戦略的研究基盤形成支援検討会」による審査は、本報告書のみにより行われますので、記載漏れのないようにしてください。また、必要に応じ、資料等(冊子報告書の抜粋等)の添付は可能ですが、冊子等をそのまま添付しないでください。(冊子等そのものは審査の対象外としております。また、資料等を添付する場合は必要最小限とし、必ず本報告書本文の該当する個所に「別紙1参照」と記載する等わかりやすい記述を心がけてください。)
     (本報告書において、一部の項目(10 研究の概要)に枚数制限がありますので、注意してください。また、枚数制限がない場合であっても、必要最小限でお願いいたします。
     なお、「研究プロジェクト」の用語の意味は、「私立大学学術研究高度化推進事業」及び「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」それぞれにおいて異なりますのでご注意ください。
  1.  本報告書右上「事業番号」は、別添3「「私立大学学術高度化推進事業」に係る事後評価(平成23年度実施分)対象事業一覧」に記載されている「事業番号」を記載してください。
     
  1.  タイトルの「事業区分」は、「ハイテク・リサーチ・センター整備事業」「学術フロンティア推進事業」のように記載してください。
     
  1.  「4 事業の所在地」は、当該事業を実施している場所(研究施設の所在地)を記載してください。
     
  1.  「5 事業名」は、別添3「「私立大学学術高度化推進事業」に係る事後評価(平成23年度実施分)対象業 一覧」に記載されている「事業名」を記載してください。上述3の「事業区分」ではありませんので、ご注意ください。
  1.  「8 該当審査区分」は、当該事業の研究分野について、「理工・情報」「生物・医歯」「人文・社会」から該当する分野に丸印を付してください。
  1.  「9 研究プロジェクトに参加する主な研究者」の(共同研究機関等)については、共同研究機関等がある場合に当該研究者を記載してください。
     (記載欄が足りない場合は、適宜欄を追加するなど記載漏れのないよう記載してください。)
     また、<研究者の変更状況(研究代表者を含む)>については、事業の選定時から研究者に変更が生じている場合(追加及び減員を含む。また、すでに文部科学省に届けているものも含む。)に、その新旧を記載してください。(複数人について変更があった場合は、適宜入力欄を追加してすべて記載してください。)
     研究代表者の変更があった場合は、「研究プロジェクトでの役割」に研究代表者である旨を記載するとともに、変更の理由及び研究への影響について記載したものを別紙(様式任意)として作成し、添付してください
  1.  「10 研究の概要」について(※10枚以内で作成)

(1) 「事業の目的・意義及び計画の概要」は、構想調書に記載した目的・意義及び計画の概要を簡潔に記載してください。構想調書段階の計画から変更点がある場合には、その理由と変更内容を記載してください

(2) 「研究組織」は、次の観点を盛り込んで記載してください。       
        ・ 研究代表者の役割
        ・  各研究者の役割分担や責任体制の明確さ
        ・ 事業に参加する研究者・大学院生・PDの状況
        ・ 研究チーム間の連携状況
        ・ 研究支援体制
        ・ 共同研究機関等との連携状況

(3) 「研究施設・設備等」は、当該事業を実施している研究施設、装置、設備の整備状況について、次の観点を盛り込んで記載してください。
         ・ 研究施設の面積及び使用者数
         ・ 主な研究装置、設備の名称及びその利用時間数  

(4) 「研究成果の概要」は、当該事業の選定年度から現時点までの研究成果について、「(1)事業の目的・意義及び計画の概要」と関連付けながら、具体的に、達成度が分かるように記載してください。(研究成果は  、今回新たに得られた成果を従来の成果と比較するなど、その意義等について、具体的に記載してください。
 なお、本欄に記載した研究成果に対応する「12 研究発表の状況」「13 その他の研究成果等」がある場合には、本欄の研究成果に下線及び*を付し、「12 研究発表の状況」「13 その他の研究成果等」の該当する論文標題、書名または発表標題等にも同じように下線及び*を付してください。(研究成果が複数ある場合は*1、*2・・・とし、どの研究成果にどの発表状況等が対応するのか識別できるようにしてください。)
 また、その後、<優れた成果があがった点>、<問題点>、<評価体制>、<研究期間終了後の展望>、<研究成果の副次的効果>について記載してください。

  1.  「11 キーワード」については、当該事業の研究成果の内容をよく表していると思われるキーワードを8項目以内で記載してください。
  1.  「12 研究発表の状況」については、複数の研究プロジェクトがある場合は、研究プロジェクトごとに分けて作成してください。また、「著者名」及び「発表者名」については、共著者又は共同発表者全員を記載してください。(当該プロジェクト参加者には下線を付してください。)
     ホームページで研究成果を公開している場合には、「<研究成果の公開状況>(上記以外)」にURLを記載してください。
     論文や学会発表以外の成果物及び企業との連携実績については「13 その他の研究成果等」に具体的に記載して下さい。
     なお、「10(4)研究成果の概要」に記載された成果に対応する論文、図書、学会発表、その他の成果等がある場合には、上記(7「10 研究の概要」(4)参照)のとおり、対応する研究成果がわかるように、論文標題、書名、発表標題等に下線及び*を付してください。「10(4)研究の概要」に記載された研究成果が複数ある場合には、どの研究成果にどの発表状況が対応するのか識別できるよう*1、*2・・・のように表記してください。
     
  1.  「14 「選定時」及び「中間評価時」に付された留意事項とそれへの対応」については、事業選定通知に付されていた留意事項及び事業3年目の中間評価時に研究進捗状況審査票に書かれていた改善すべき点を抜き出し記載するとともに、それへの対応について、具体的に記載してください。
  1.  「15 施設・装置・設備・研究費の支出状況(実績概要)」について、「受託研究等」「寄付金」については、「備考」に、名称・内容等を記載してください。今年度分については、予定(見込)額を記載してください。
  1.  「16 施設・装置・設備の整備状況」について、私学助成を受けたものは全て、私学助成を受けていないものは主な物のみを記載してください。
     「補助主体」には、私学助成を受けたものについては「私学助成」、私学助成以外の補助金を受けたものについては補助元(○省、○○財団等)を記載してください。
     また、「※ 私学助成による補助事業として行った新増改築により、整備前と比較して増加した面積」欄は、私学助成を受けて整備した施設について、増加した分の面積(新築の場合は、整備した面積の全部)を記載してください。
     なお、《装置・設備》について、パソコン・サーバーは(情報処理関係設備)欄に記載してください。
  1.  「17 研究費の支出状況」については、当該事業に係る研究費の支出状況を、年度ごとに作成してください。なお、今年度分については、予定(見込)額を記載してください。
  • 複数の研究プロジェクトがある場合は、研究プロジェクトごとに分けて作成してください。
  • 「教育研究経費支出」の積算内訳については、「主な使途」及び「金額」は小科目ごとに金額の大きな項目(2つ程度)を明記し、ほかの項目はその他として合算してください。
  • 「アルバイト関係支出」は、アルバイト・パートに係る賃金について、会計処理している科目に従い人件費支出(兼務職員)又は教育研究経費支出に記載してください。
     「主な使途」は、具体的な業務ごとに分けて 記載し、「主な内容」には、各々の業務ごとに、時給、年間時間数、実人数等を記載してください
     なお、個人以外の業者等との委託契約によるものは、上段の教育研究経費支出の内訳の方へ記載してください
  • 「設備関係支出」には、1個又は1組の価格が500万円未満のものを記載してください。
  • 「研究スタッフ関係支出」には、経常費補助金特別補助のリサーチ・アシスタント、ポスト・ドクター支援経費、研究支援推進経費に該当する者の雇用に係る費用について記載してください。「主な使途」は、具体的  な業務ごとに分けて記載し、「主な内容」には、各々の業務ごとに、「リサーチ・アシスタント」「ポスト・ドクター」「研究支援推進経費」のそれぞれについて、その雇用先(「学内」「学外」「外国」)の別に人数等を記載してください。
     「ポスト・ドクター」については、「日本学術振興会」の事業を活用して受け入れている場合は、その人数も記載
    してください。
     また、「リサーチ・アシスタント」「ポスト・ドクター」のうち、学内の教員(助手、講師など)に登用した者(予定を含む)がいる場合は、その人数等(専任・非常勤の別及び採用(予定)年月日)を記載してください。なお、今年度については、予定額を記載してください。
  1.  当該事業について、新聞、雑誌、TVニュース等に取り上げられたことがある場合は、別紙として、当該記事の切り抜きや放送内容の分かるもの(概要)等を添付してください。(様式任意)

お問合せ先

高等教育局私学部私学助成課

助成第二係

-- 登録:平成23年07月 --