プログラム別取組概要及び最終評価結果(滋賀大学)

大学名

滋賀大学

設置形態

国立

プロジェクト名

公共的対話と知的共同作業をベースにイノベーティブな「心の習慣」と「イノベーション評価能力」を養成し、地域的競争力の強化にコミットメントする中核的人材育成事業

学長の氏名

佐和 隆光

取組代表者

所属部局:経済学部経済学科

職名:准教授
氏名:只友 景士

【プロジェクトの概要】「サービス・イノベーション人材育成推進プログラム申請書」より抜粋

 統計学、経営学、経済学等の基礎科目に加え、クリエイティブな仕事をしている人から創造的な仕事をするために知識や技術をどう磨いてきたのかなど職業人としての魂・気概などを学ぶ講義や企業のトップから企業の戦略を学ぶ講義を行うとともに、イノベーションを生み出す原動力となる「心の習慣」(常に変革しようとするマインド)と「イノベーション評価能力」を「現場」重視のプロジェクトにおける産学共同作業と、ICTを活用したコメントシステムによる学生相互や県内の企業家、大企業の滋賀工場関係者等も参加するコミュニケーションの取組(公共的対話)を通じて獲得させ、知識基盤社会に相応しい知的クラスターの形成と個人・企業・自治体などを超える地域ネットワークの形成を促進し、地域競争力の強化にコミットメントする中核的な人材を育成する。

【サービス・イノベーション人材育成推進委員会における所見】

(総合評価)
  所期の計画以下の取組であるが、一部で当初計画と同等又はそれ以上の取組もみられる

(コメント)
<優れた点>

  • 映像制作という実践的な教育を行っており、学生も貴重な体験であったと高く評価している。

<今後に期待する点>

  • 映像制作に特化しすぎたために、他の計画についての取組が不十分である。「心の習慣」や「イノベーション評価能力」の養成という本来の目的達成へ向けたカリキュラム編成や、教育プロセスの体系化を明確にすることが望まれる。
  • 公共的対話システムが有効に機能するように、教育内容の検討を行うことが望まれる。
  • 目標である200人に対し、実際の修了認定数があまりにも少なく、コース制の見直しが望まれる。

お問合せ先

高等教育局専門教育課

人文・社会科学教育係

-- 登録:平成24年06月 --