プロジェクト別取組概要及び最終評価結果(慶應義塾大学)

大学名

慶應義塾大学

設置形態

私立

プロジェクト名

エクスペリエンスと講義と研究を一体化したスパイラル修士教育プログラム

学長の氏名

清家 篤

取組担当者

所属部局:理工学研究科
職名:教授
氏名:山口 高平

【プロジェクトの概要】「サービス・イノベーション人材育成推進プログラム申請書」より抜粋

 長期持続型インターンシップから形成されるエクスペリエンス(経験)、理工学研究科が提供するIT・統計・人間工学系に関する専門科目群と経営管理研究科が提供するマーケティング専門科目群の提供、研究テーマに関連する複数の教員による修士論文の共同指導、という3本柱を有機的に関連付けていくスパイラル修士教育プログラムを開発し、サービスイノベータの育成を図る。

【サービス・イノベーション人材育成推進委員会における所見】

(総合評価)
  所期の計画と同等の取組が行われ、所期の目的が達成された

(コメント)
<優れた点>

  • インターンシップを重視し、そこで得られたエクスペリエンスと文理融合型カリキュラムを組合せたユニークな教育カリキュラムの展開であり、インターンシップ提供企業も16社に上り、内容にばらつきはあるものの、当初の計画を達成している。
  • カリキュラムの内容も、サービス品質や顧客満足度、社会性のあるサービス等、広範囲に目を向けている。
  • シンポジウム、セミナー等を通して、大学間連携や外部発信に力を入れており、開発された教育プログラムは今後も学内で継続して活用されることとなっている。

<今後に期待する点>

  • 新規の教育プログラムは、5つ程度と少ないため、教育プログラムの更なる充実が期待される。
  • 多くの企業との連携は果たしたものの、スパイラル修士教育プログラムの全体像の整理と達成度、課題を明確にすることが望まれる。
  • 新しい教育の方向を示すものとして実施された、企業連携、文理融合型サービス教育、複数教育とのグループ学習等の特徴と有効性の整理が望まれる。

お問合せ先

高等教育局専門教育課

人文・社会科学教育係

-- 登録:平成24年06月 --