プロジェクト別取組概要及び最終評価結果（関西大学）

大学名

関西大学

設置形態

私立

プロジェクト名

プロセスイノベーター育成プログラムの開発

学長の氏名

楠見 晴重

取組担当者

所属部局：商学部
職名：教授
氏名：矢田　勝俊

【プロジェクトの概要】「サービス・イノベーション人材育成推進プログラム申請書」より抜粋

　大規模データを用いたビジネスプロセス解析のプロトタイプとしてマーケティングに焦点を当て、消費者行動データアーカイブ（顧客の購買履歴、店内移動導線）を整備し、それを用いたデータマイニングなどの高度な時系列解析技術を習得させ、販売促進戦略、広告企画、商品・サービス開発企画などの実践的なスキル獲得が可能な教育プログラムを開発する。

【サービス・イノベーション人材育成推進委員会における所見】

（総合評価）
　　所期の計画を超えた取組が行われ、所期の目的以上の成果があがった

（コメント）
＜優れた点＞

• 大学全体としての支援が熱心であり、教官も熱心に実施している。
  
• サービス・イノベーションの中核である大量のデータをベースに、合理的な意思決定に結びつけるための基礎理論と実践を組み合わせ、かつ産学連携で実践的に教育している。
  
• センサリングにより大規模データを採取し、データマイニングあるいはモデリングを使って処理していくという考えを明確に出して、それを実践につなげている。
  
• 作成された教材が他大学でも使用されるなど、成果の公開、評価、波及が進んでいる。

＜今後に期待する点＞

• 学部学生に基礎からしっかり教える必要があり、また産学連携で実践的な機会を得る必要があるため致し方ない面があるが、学部生を対象とするのであれば履修者を増やすことを望む。
  
• 他大学との連携、または大学院レベルでの教育へ連動させることについて検討を行うことを期待する。