大学入学者選抜改革推進委託事業(平成28年~平成30年実施分)

1.事業の趣旨

 高大接続改革を実現するためには、高等学校教育と大学教育の接続面である大学入学者選抜において、「学力の3要素」((1)知識・技能、(2)思考力・判断力・表現力等、(3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)を多面的・総合的に評価し、大学教育における質の高い人材育成につなげていくことが重要である。このため、個別大学の入学者選抜において、 「思考力・判断力・表現力」や「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を評価することが必要である。

 本事業は、「思考力等」や「主体性等」を評価する大学入学者選抜改革を進める上での具体的な課題・問題点を整理するとともに、多面的・総合的な評価を行うための実践的で具体的な評価手法を構築し、その成果を全国の大学に普及することにより、各大学の入学者選抜の改革を推進することを目的としている。

2.事業内容

 個別大学の入学者選抜における「思考力等」や「主体性等」の評価を効果的・効率的に推進するため、代表大学と連携大学等の協働により、以下の調査研究を実施し、その成果を発信・普及することにより我が国の大学入学者選抜改革を一層推進する。

 (1) 個別大学の入学者選抜改革における課題の調査分析及び分析結果を踏まえた改革の促進方策に関する調査研究
 (2) 次期学習指導要領改訂(※)の方向性等も踏まえた「思考力等」をより適切に評価する教科・科目横断型・総合型の評価手法や、「主体性等」をより適切に評価する面接等の手法に関する研究・開発

 (※ 次期学習指導要領に向けて、国語科や地理歴史科、情報科等における必履修科目の見直しや、数学と理科の知識や技能を総合的に活用する選択科目の設置などが検討されている。)

3.選定事業

 「大学入学者選抜改革推進委託事業」選定事業(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます

4.その他

5.成果報告書

概要資料

お問合せ先

高等教育局大学教育・入試課大学入試室

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(高等教育局大学教育・入試課大学入試室)