「外国人留学生在籍状況調査」及び「日本人の海外留学者数」等について


令和3年3月30日

  (独)日本学生支援機構では、毎年、外国人留学生の在籍状況や日本人学生の海外留学状況等の調査を行っており、最新の調査結果が取りまとめられましたので、お知らせします。また、文部科学省においてOECD等による統計をもとに、日本人の海外留学者数を集計して、最新の状況を取りまとめましたので併せて公表します。

 

1.外国人留学生数

 外国人留学生在籍状況調査によると、2020(令和2)年5月1日現在の外国人留学生数は279,597人(対前年比32,617人(10.4%)減)でした。留学生数の多い国・地域は中国121,845人(対前年比2,591人減)、ベトナム62,233人(対前年比11,156人減)、ネパール24,002人(対前年比2,306人減)でした。留学生数には、新型コロナウイルス感染症の影響により、予定していた時期の渡日ができず、やむなく海外現地でオンライン授業等を受講していた学生も含まれています。
 大学等の非正規課程や準備教育課程、日本語教育機関が減少した一方、大学・短大の正規課程及び専門学校は増加傾向にあります。新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大していたこと、2020年1月以降、日本政府及び各国政府による渡航制限等の措置がとられていたこと、また、日本の大学側で非正規課程(短期受入れプログラム等)の受入れを中止・延期するなどの動きもあったことから、大学等の非正規課程、準備教育課程、日本語教育機関への影響が大きかったことが考えられます。
 

2.日本人の海外留学者数

(1)独立行政法人日本学生支援機構による調査
(独)日本学生支援機構が実施している「日本人学生留学状況調査」によると、大学等が把握している日本人学生の海外留学状況は、2019(令和元)年度で、107,346人(対前年度比7,800人(6.8%)減)でした。これは、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、全世界的に感染症危険情報レベルが2以上に指定されたことや、各国政府等による日本人を含む外国人に対する入国制限等により、留学時期の延期や中止が行われた影響と考えられます。留学生数の多い国・地域は、アメリカ合衆国18,138人(対前年度比1,753人減)、オーストラリア9,594人(対前年度比444人減)、カナダ9,324人(対前年度比711人減)でした。
 
 

(2)OECD等による統計
 OECD、ユネスコ、米国国際教育研究所(IIE)等の2018(平成30)年統計による日本人の海外留学者数を集計したところ、58,720人(対前年比312人(0.5%)増)であり、留学者数の多い国・地域は、アメリカ合衆国18,105人、中国14,230人、台湾9,196人でした。

(注1) OECD加盟国については、OECDが公表している「図表でみる教育(Education at a Glance)」、その他の国・地域については、ユネスコ統計局による統計やInstitute of International Education (IIE)「Open Doors」等、各国等が発表している数値をもとにしており、調査時点や調査対象は、国・地域によって異なります。
 
(注2) また、受入れ国の特定の日または特定の期間の在学者情報から収集したものであり、留学期間が1年に満たない学生や在学を必要としない交換留学プログラムに参加する学生も多いことから、実際の留学生数は報告される人数よりも多い可能性があります。


(注3)2012年統計までは、外国人学生(受入れ国の国籍を持たない学生)が対象だったが、2013年統計より、高等教育機関に在籍する外国人留学生(勉学を目的として前居住国・出身国から他の国に移り住んだ学生)が対象となったため、比較ができなくなっていることに留意する必要があります。

 

外国人留学生在籍状況調査等については、下記ホームページにて公表しています。

学生支援に関する各種調査(※独立行政法人日本学生支援機構ホームページへリンク)

「外国人留学生在籍状況調査」及び「日本人の海外留学者数」等について(PDF:816KB) PDF

お問合せ先

高等教育局学生・留学生課留学生交流室

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(高等教育局学生・留学生課留学生交流室)