留学中・留学予定の日本人学生の皆さんへ(2021年11月19日更新)

【更新事項】
9月27日、ワクチン接種証明書による待機期間の短縮等について、取り扱いが変更されたのを踏まえ、本ページの「4.帰国時の検疫等」を更新しました。


1.留学全般について
 新型コロナウイルス感染症については、現在も世界的な広がりを見せており、2021年8月17日現在、外務省は、感染症危険情報レベルについて、世界160か国・地域に対し、レベル3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告))、レベル3の国・地域を除く、全世界に対し、レベル2(不要不急の渡航は止めてください。)を発出しています。

 これまで、上記の状況等を踏まえ、留学を予定・考えていた日本人学生等の皆さんにおいては、感染症危険情報レベル3の国・地域への留学は取り止めるとともに、レベル2の国・地域についても、感染の拡大の可能性や現地の状況が悪化する可能性も十分に考慮し、留学の是非又はその延期について改めてご検討いただくよう要請してきたところです。
 一方、昨年11月以降、海外大学の学位取得を目指す留学については、渡航の遅れによる学修等への影響が大きいことから、学生が渡航先の防疫措置を確認していること等を条件として、独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の奨学金による支援を再開しています。今般、国内外において、感染症に対する対応策の蓄積やワクチン接種が進捗しつつあることなどを踏まえ、大学間交流協定等に基づく1年間(実際の派遣期間9か月以上)の海外留学プログラムの再開について、各大学等において学生の安全確保に万全を期していただくことを前提とすることとしました。留学に当たり、各大学等におかれては、以下の(1)~(4)に留意いただくとともに、今後国内外の感染状況や変異株等により受入れ国や日本国内の状況も刻一刻と変わり得ることに留意し、十分な安全対策を講じるようお願いします。
 なお、新型コロナウイルス感染症については日々状況が変化していることから、各府省庁が発信するホームページ等により最新の情報を随時把握するようにお願いします。

○留学にあたっての留意点
(1)渡航に当たっては、渡航先の感染状況や感染防止策、感染した場合の現地の医療体制の確認のほか、帰国時の防疫措置の把握、帰国ルートの確保、保険加入の徹底など、学生等の安全確保に万全を期してください。
(2)学生等に対しては、感染症危険情報レベル2やレベル3の国・地域への留学であることをあらかじめ周知し理解させるようにしてください。
(3)留学を大学等の教育課程の一環としている場合であっても、新型コロナウイルス感染症への不安等から留学を希望しない学生等がいる場合は、留学の代替措置を講じるなど、留学しないことが学生等にとって不利な取扱いとならないよう配慮をお願いします。
(4)留学に当たっては、学生のワクチン接種について、可能な範囲でのご配慮をお願いします。文部科学省では、留学先でワクチン接種が必要とされている海外留学予定者に対して、大学拠点接種の中で接種を受けられるよう支援する枠組を作りましたので、必要に応じてご活用ください。詳細の情報は文部科学省ホームページ等で確認するようお願いします。
 

2.日本人留学生への日本学生支援機構(JASSO)奨学金の取扱いについて
 独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の奨学金制度である「海外留学支援制度」(協定派遣型)、「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」においては、学生の身の安全確保の観点から、外務省が発出する感染症危険情報レベルが2以上である国・地域への渡航に対する支援はこれまで見合わせてきたところですが、今夏より、留学期間1年間の海外留学については、新型コロナウイルス感染症の影響による感染症危険情報レベル2又は3の場合でも、渡航による奨学金の支給を再開することにします。
 具体的には、奨学金支給開始は8月からとし、派遣期間9ヶ月以上の派遣プログラムを対象とします。その他奨学金等支給に必要な手続については、改めて日本学生支援機構から対象となる大学等にご連絡します。
 学生の皆さんは、奨学金の支給について分からないことや不安なこと等があれば、所属大学等を通じて相談してください。


3.感染症危険情報レベル
※最新情報及び詳細は、外務省海外安全HPで確認してください。

危険度
(1)レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)

アジア インドネシア、フィリピン、マレーシア、モルディブ、
インド、パキスタン、バングラデシュ、ネパール、
ブータン、ミャンマー、カンボジア、スリランカ、
タイ、東ティモール、モンゴル、フィジー
 
北米 カナダ、米国
中南米 エクアドル、ドミニカ国、チリ、
パナマ、ブラジル、ボリビア、
アンティグア・バーブーダ、
セントクリストファー・ネービス、
ドミニカ共和国、バルバドス、ペルー、
ウルグアイ、コロンビア、バハマ、
ホンジュラス、メキシコ、
アルゼンチン、エルサルバドル、
ガイアナ、キューバ、グアテマラ、
グレナダ、コスタリカ、ジャマイカ、
セントビンセント及びグレナディーン諸島、
ニカラグア、ハイチ、スリナム、
パラグアイ、ベネズエラ、
トリニダード・トバゴ、ベリーズ、セントルシア
 
欧州 アルバニア、アルメニア、英国、
北マケドニア、キプロス、ギリシャ、
クロアチア、コソボ、スロバキア、
セルビア、チェコ、ハンガリー、
フィンランド、ブルガリア、ポーランド、
ボスニア・ヘルツェゴビナ、モルドバ、モンテネグロ、
ラトビア、リトアニア、ルーマニア、
アイスランド、アイルランド、アンドラ、
イタリア、エストニア、オーストリア、
オランダ、サンマリノ、スイス、
スウェーデン、スペイン、スロベニア、
デンマーク、ドイツ、ノルウェー、
バチカン、フランス、ベルギー、
ポルトガル、マルタ、モナコ、
リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、
ウクライナ、ベラルーシ、ロシア、
アゼルバイジャン、カザフスタン、
キルギス、タジキスタン、
ジョージア、ウズベキスタン
 
中東 イスラエル、エジプト、トルコ、
バーレーン、イラン、アラブ首長国連邦、
オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、
アフガニスタン、イラク、レバノン
パレスチナ、ヨルダン
アフリカ コートジボワール、コンゴ民主共和国、モーリシャス、
モロッコ、ジブチ、カーボベルデ、ガボン、ギニアビサウ、
サントメ・プリンシペ、赤道ギニア、
ガーナ、ギニア、南アフリカ、
アルジェリア、エスワティニ、カメルーン、
セネガル、中央アフリカ、モーリタニア、
ケニア、コモロ、コンゴ共和国、シエラレオネ、
スーダン、ソマリア、ナミビア、ボツワナ、
マダガスカル、リビア、リベリア、
エチオピア、ガンビア、ザンビア、ジンバブエ、
チュニジア、ナイジェリア、マラウイ、南スーダン、
ルワンダ、レソト、セーシェル


(2)レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
 上記(1)以外の全世界

 

4.帰国時の検疫等
 現在、全ての国・地域から入国される全ての方は、出国前72時間以内の検査証明の取得、入国時のPCR等検査、誓約書の提出、入国後14日間の公共交通機関不使用及び自宅等待機などが求められています。
 そのうち、各国・地域における水際対策上特に懸念すべき変異株の市中感染の状況、新規感染者数、直近のわが国の空港検疫における陽性率等を踏まえ、変異株の流入のリスクを総合的に判断し、下記のとおり追加的措置が実施されていますのでご注意ください。状況は刻一刻と変化していますので、(1)(2)の該当国などの詳細及び最新の情報については、外務省の海外安全HP(https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page4_005130.html)を必ず確認してください。

(1) 「水際対策上特に懸念すべき変異株に対する指定国・地域」からのすべての入国者に対する検疫の強化
 変異株の流入のリスクに応じて、検疫所長の指定する場所での待機を入国後10日間待機する場合、6日間待機する場合、3日間待機する場合に分かれます。
※具体的な対象国・地域は変動しますので、外務省のHPを確認してください。

① 検疫所の確保する宿泊施設で10日間待機の場合
3日目、6日目、10日目の検査でいずれも陰性と判定された者は、検疫所が確保する宿泊施設を退所し、入国後14日目まで自宅等待機
(ア) 再入国拒否対象国・地域
(イ) 再入国拒否の対象とならない国・地域
    
② 検疫所の確保する宿泊施設で6日間待機の場合
3日目及び6日目の検査でいずれも陰性と判定された者は、検疫所が確保する宿泊施設を退所し、入国後14日目まで自宅等待機
(対象国・地域)
(ア) 再入国拒否対象国・地域
(イ) 再入国拒否の対象とならない国・地域

③ 検疫所の確保する宿泊施設で3日間待機の場合
3日目の検査後、陰性と判定された者は、検疫所が確保する宿泊施設を退所し、入国後14日目まで自宅等待機


(2) 「水際対策上特に懸念すべき変異株以外の新型コロナウイルスに対する指定国・地域」からのすべての入国者に対する検疫の強化
 当分の間、検疫所が確保する宿泊施設で3日間の待機を求める。入国後3日目の検査で陰性と判定された者は、検疫所が確保する宿泊施設を退所し、入国後14日目まで自宅等待機を求める。((1)③と同じ検疫措置です)

 なお、国内外でワクチンの接種が進展しつつあることを踏まえ、検疫所が確保する宿泊施設にて6・10日間の待機対象となっている指定国・地域以外の国・地域から入国・帰国し、かつ、外務省及び厚生労働省にて有効と確認したワクチン接種証明書を保持する方については、入国後14日目までの自宅等での待機期間中、入国後10日目以降に改めて自主的に受けた検査(PCR検査又は抗原定量検査)の陰性の結果を厚生労働省に届け出ることにより、残りの期間の自宅等での待機を求めないこととされています。 
 また、検疫所が確保する宿泊施設にて3日間の待機対象となっている、水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域及び水際対策上特に対応すべき変異株以外の新型コロナウイルスに対する指定国・地域から入国・帰国し、かつ、外務省及び厚生労働省にて有効と確認したワクチン接種証明書を保持する方については、検疫所が確保する宿泊施設での待機を求めないこととされています。
 なお、これらの措置は令和3年10月1日午前0時以降に入国・帰国される方を対象に実施されます。
詳細については、必ず厚生労働省のHP(https://www.mhlw.go.jp/content/000836306.pdf)を確認してください。
 


5.海外へ留学予定・留学中の皆さんへ
 文部科学省から、留学中の日本人学生の皆さんが在籍する日本の各大学等に対しては、学生の皆さんと速やかに連絡が取れる体制の構築に加え、在留届・たびレジへの登録の指示、定期的な安否確認、随時の所在の把握(留学先近辺にいるのか、別の場所にいるのか等)に努めるとともに、留学中の学生の皆さんの不安解消のための必要なサポートについて対応いただくようお願いしています。
 皆さんにおいても、各大学等から皆さんへの連絡が迅速に行えるよう、また、外務省や現地の日本国大使館等からの連絡が確実に受けられるよう、在留届・たびレジに渡航情報を登録いただくとともに、外務省ホームページにおいて最新の情報を随時把握するようにお願いします。何か不安なことや困ったことがあれば大学等にすぐに相談できるよう、大学等への連絡先の登録や情報の報告を行うとともに、大学等との連絡を密にとっていただくよう、ご協力をお願いします。

お問合せ先

高等教育局学生・留学生課留学生交流室

(高等教育局学生・留学生課留学生交流室)