選定取組の概要及び選定理由(琉球大学 他)

大学等名 ※1 整理番号 47111
テーマ番号 5 テーマ名 人材交流による産学連携教育
取組名称 産学連携による学生の即戦力化プログラム
取組担当者名 渡久地 實
(取組の概要)
 実務研修を目的として、学生を情報関連企業に派遣し、卒業後には社会で即戦力として活躍できるようにするための取組である。取組は3段階に分かれる。第1段階は、企業での研修を受けるにあたって、必要とされる実践的な技術的・学術的知識を修得し、併せてIT企業の最前線で活躍するキーパーソンからの講話を通じて、社会人としての心構えも修得する。第2段階は、企業に半年間出向し、実務参加へ向けた研修を受ける。ここで、即戦力として必要となる実践的な知識および経験、そしてビジネスマナーや責任感といった、精神面の涵養も図っていく。第3段階は、夏期休業期間(2ヶ月間)を利用し、実際の企業実務に参加し、キャリアおよびスキルを身につける。これにより従前の新入社員研修をはじめとする、長期研修を受けることなく、入社時点で即戦力として活躍できる人材を育成する。
(選定理由)
 沖縄県にある専門の異なる3大学が共同で、企業・自治体などとの協力のもとで、県をあげて行われる、地元IT企業における即戦力として必要なキャリア及びスキルを身につける取組であり、新規性のあるものとしても評価できます。
 また、既にシラバスも完成しており、これまでにもテストが開始されているなど、既に実績を重ねていることから、本取組の実現可能性は高いといえます。
 専門分野の異なる学生のプロジェクトチームにより実施していくため、学生の学習履歴や志向が異なることに配慮し、各大学の教育目標の設定とプロジェクトの目標設定との関係について、より明確にすることが必要です。

※1 琉球大学、沖縄県立芸術大学、沖縄国際大学

お問合せ先

高等教育局大学振興課大学改革推進室

(高等教育局大学振興課大学改革推進室)

-- 登録:平成21年以前 --