大学等名 | 昭和女子大学 | 整理番号 | 133128 | ||
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テーマ番号 | 3 | テーマ名 | 仕事で英語が使える日本人の育成 | ||
取組名称 | 専門を生かした体験型海外留学制度の展開-英語でフィールドワークやインターンシップに挑戦- | ||||
取組担当者名 | 金子 朝子 | ||||
(取組の概要) | |||||
本取り組みは、既に実施している留学プログラムを再構築し、これを中核として「仕事で英語が使える人材育成」プログラムを新たに組み立て、全学的に展開するものである。 本学は、米国マサチューセッツ州ボストンに海外キャンパスを所有している。この施設を活用して、体験型の英語カリキュラムを展開する。さらに、東京校の内容も充実させ、専門分野の仕事で生かせる英語力を養うための環境を全学生に提供していく。 人間文化学部2学科、人間社会学部3学科、生活科学部2学科の留学プログラムでは、一般教養科目「英語」で培った語学力を基礎として、フィールドワーク的な性格を強めた専門選択科目を用意する。 人間文化学部英語コミュニケーション学科では、従来の5ヶ月間の専門プログラムに加え、18ヶ月間の選択プログラムを新設し、ボランティア活動からインターンシップまでを組み込んだイマージョンカリキュラムを展開する。 帰国後は、ボストンで身につけた専門性のある英語力を生かして学内クラブ活動やNPO活動に参加し、コミュニティーと結びつく機会を与えていく。 また、インターンシップ受け入れ先として外資系企業などを開拓し、実務的な英語力を磨く機会を充実させる。 |
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(選定理由) | |||||
この取組は、昭和女子大学全体の取組として「専門を生かした体験的海外留学制度」を達成するために、既に15年以上にわたって実施されているプログラムを再構築し、質・量の両面において、大幅な改善を盛り込んで本年度から取り組むものです。 独自の海外校を持ち、それを中核としたプログラムの展開は、その目的・手段ともに明示的であり、取組方法にもプログラムの趣旨を活かすべく様々な創意工夫が見られます。 インターンシップやNPO活動などの留学後のフォローアップに見られるように、学生のキャリア形成機会の充実にも十分な配慮がなされた計画となっています。 いわゆる「英会話」の向上を目指した海外研修プログラムから脱して、大学全体のカリキュラムのなかに体系的に組み込まれた各学部・各学科別の現地関連諸機関での体験型プログラムは、他大学の留学プログラムへの波及効果が大であると期待できます。 |
高等教育局大学振興課大学改革推進室
-- 登録:平成21年以前 --