大学等名 | 鹿屋体育大学 | 整理番号 | 46112 | ||
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テーマ番号 | 1 | テーマ名 | 地域活性化への貢献 | ||
取組名称 | 学生スポーツボランティア活動の支援事業 | ||||
取組担当者名 | 松下 雅雄 | ||||
(取組の概要) | |||||
本取組は、子どもの体力低下、運動部離れ、スポーツ指導者の不足、さらに中・高年齢者の運動不足の解消や健康づくりのために、地元教育委員会とその関連団体である総合型地域スポーツクラブと連携し、学生ボランティアが地域の学校やスポーツ団体等においてスポーツ指導あるいはその指導補助を安全で、円滑にできるように支援するものである。これにより、学生は、正課外の時間にも自らが主体的に自己のスポーツの知識や技能、指導力等を社会でどう活かせばよいか、また開発・改善していけばよいかを学ぶ実践的な教育の機会を得ることになる。 そのために、学内に学生スポーツボランティア支援室を開設し、学生のスポーツボランティアの登録と派遣調整、事前研修、指導相談、教材開発の支援、事故・保険相談などを行う。特に、事前研修、指導相談、教材開発の支援、事故・保険相談では、学内の教職員の協力を得て、学生が積極的に相談できる体制の整備を行う。 |
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(選定理由) | |||||
この取組は、鹿屋体育大学の学生がスポーツボランティア活動を通じて、地域の学校の生徒や県民の健康を増進しようとするものであり、独創性は少ないものの、地域貢献の趣旨がはっきりと読み取れるものです。 「学生スポーツボランティア支援室」を設置し、ボランティアの登録、派遣、指導の相談、事故、保険相談などに一括して応じる点は新しい工夫であると高く評価されます。 この活動を通じて、学生は教育体験、介護体験などが得られ、企業実習ではインターンシップも経験できる利点が認められます。一方、地域としては小中高校の部活動の指導が受けられ、社会人の健康づくりに役立てることが可能です。本取組は、学生派遣事業の組織化の観点から評価できるものです。 |
高等教育局大学振興課大学改革推進室
-- 登録:平成21年以前 --