選定取組の概要及び選定理由(岡山大学)

大学等名 岡山大学 整理番号 33111
テーマ番号 1 テーマ名 地域活性化への貢献
取組名称 バイオ人材教育による地域活性化方策
-地域産業と連携した教育プログラムの立案と実践-
取組担当者名 松井 秀樹
(取組の概要)
 この取組は、地域産業の求める新しい教育ニーズに基づくバイオ人材の育成を行うことによって地域の活性化を目指すものである。これを効果的に行うために、岡山県商工労働部ならびに岡山県バイオ関連産学官連携組織と共同で、地域のバイオ教育ニーズを調査し、その結果得られる最新の教育ニーズに基づく新しい教育カリキュラムを開発する。
 プログラムの企画および実施には、バイオ関連産学官連携組織への参加企業(約50社)と岡山大学が共同で行う。岡山大学においては、すでに設置され稼働している遺伝子細胞治療センターならびにバイオ医療健康教育センターを最大限活用し、そこで生み出された人材を地域産業に供給することにより地域のバイオ医療健康産業の競争力を格段に強化する。合わせてベンチャー起業にも貢献して、雇用の創出と地域の活性化を行う。またこの取組で得られた人材育成システムを岡山大学の教育改革モデルとして活用する。
(選定理由)
 この取組は、地域産業の求める新しい教育ニーズに基づくバイオ人材の育成を行うことによって地域活性化を目指すものです。バイオと言う現代的課題の人材育成に目標を定めていること、地域の特性を充分にふまえて活用しようとしていること、地域との連携システムを構築しようとしていること、バイオ人材育成カリキュラム開発に正面から取り組もうとしていること、などが評価できます。
 学生自身の教育プログラムが明確に示されていない部分もあるなど課題も見受けられますが、今後の展開の中で解決されることが可能であり、人材ニーズ調査やカリキュラム開発が効果的に実施されて、バイオ産業を担う質的に高い人材が育つことを期待します。

お問合せ先

高等教育局大学振興課大学改革推進室

(高等教育局大学振興課大学改革推進室)

-- 登録:平成21年以前 --