「魅力ある大学院教育」イニシアティブ事業案の概要 −創造性豊かな若手研究者養成のための重点的支援−
趣旨
現代社会の新たなニーズに応えられる創造性豊かな若手研究者の養成機能の強化を図るため、大学院における意欲的かつ独創的な教育の取組(「魅力ある大学院教育」)を重点的に支援する。
概要
- 若手研究者に新たに求められる資質、自立して研究活動を行うための能力を組織的かつ体系的に修得させるための教育プログラムを重点的に支援し、研究者養成機能の強化を推進。
- 時代の要請に応じた大学院教育の進展という観点から、教育の課程の組織的展開の強化、新たな研究指導法の開拓を促進。
審査の視点
中央教育審議会の審議を踏まえつつ、以下の項目等について、今後の研究者養成に関する取組計画の実現性(将来性)審査。
- 現代社会の新たなニーズに応えられる体系的な教育課程の編成
- 教育研究活動の活性化
- 教員による研究指導方法 など
予算額・公募の範囲・選定件数・補助事業期間
- 予算額(総額):30億円
- 公募の範囲:すべての学問分野を対象とし、公募は「人社系」・「理工農系」・「医療系」に区分
- 選定件数:80件程度(各分野10~30件程度)
- 補助事業期間:2年間
申請者・事業規模等
- 申請者:研究科長が学長を通じて申請
- 申請単位:一定の学問分野のまとまりを有する大学院研究科専攻又は専攻の組合せ(研究者養成を目的とする修士課程及び博士課程)
- 事業規模:
- 取組規模
1億円を上限
- 補助金基準額(国から補助金を支出する額)
1件当たり年間1千万~5千万円程度(2年間継続的に交付)
審査体制等
- 審査の主体:公平・公正な第三者評価を実施するため、専門家、有識者からなる審査・評価委員会を設置(日本学術振興会に事務局を置く)
- 審査の実施:独立行政法人日本学術振興会において運営される「魅力ある大学院教育」イニシアティブ委員会(以下、「イニシアティブ委員会」という)において実施
審査スケジュール〕(予定)
- 6月上旬~下旬:審査要項等の決定
- 6月下旬 : 公募
- 7月下旬 : 受付
- 8月上旬~10月上旬 : 審査
- 10月中旬:結果公表・開示

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