平成24年3月5日
このたび、「看護師の人材養成システムの確立」事業について、中間評価を実施しましたので、その結果をお知らせします。
近年、我が国の医療現場においては、高度先進医療の拡大や様々な医療技術の高度化が進むとともに、在院日数の低下や、医師の過重労働などの問題に対応するための役割分担推進等が求められており、看護職の役割や能力向上に対する期待が高まっています。
教育研究機関である大学病院においては、体系立てられた看護職の教育体制を構築することにより、看護職に対する臨床研修及び養成課程における基礎教育の質の向上を図ると同時に、高度医療に対応できる看護職の養成を効果的に行うことが期待されています。
「看護師の人材養成システムの確立」は、大学病院と自大学看護学部等が連携して臨床研修体制・方法を、学問的検討を加えながら開発することにより、看護職の効率的・継続的な専門能力の習得と向上が図られること、また生涯を通じて看護職が活躍し続けられるキャリアパスを明示すること等により、国民に対する安心・安全な医療提供体制の構築に資することを目的としています。
<事業計画期間>
21年度選定事業( 8件 ) 21~25年度(5年間)
22年度選定事業( 4件 ) 22~26年度(5年間)
中間評価は、各選定事業(12件)の進捗状況を検証し、適切な助言を行うことで、今後の事業の実効性を高めること、及び本事業の趣旨や成果を社会に情報提供することを目的としています。別添1の「看護師の人材養成システムの確立」推進委員会において、書面評価及び実地調査を行い、現時点での進捗状況や成果等を確認するとともに、当初目的通りの達成が可能か否かについて評価を行い、評価結果を別添2~4のとおり取りまとめました。
大学病院支援室
電話番号:03-5253-4111(内線2512)
-- 登録:平成24年03月 --