| 大学・短大・高専名 | 佛教大学 |
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| プログラムの名称 | 「縁」コミュニティによる離脱者ゼロ計画 ‐適度な距離感を保った学生の共同体作りと就学支援セーフティネットの構築‐ |
| プログラム担当者 | 田中 典彦 |
| （プログラムの概要） | 本取組は、入学者全員の卒業を目指す「離脱者ゼロ」プログラムである。そのために、同級生との「ヨコ」関係、上・下級生との「タテ」関係、さらに教職員との「立場」関係を柔軟に組み合わせた「縁（えにし）コミュニティ」を作る。この共同体は、現実に顔を会わせて集う場やインターネットを活用したバーチャルな場を利用することができ、適度な距離感のつながりがセーフティネットとなって孤立化を防ぎ、挑戦への支えとなる。 また、「ミッションプログラム」を開講して本学で学ぶ意義や使命を伝え、学生として、また社会の一員としての自覚、主体的な学びへの自覚を促す。またそれは、学年の進行にともなう系統的なカリキュラムと連動していく。 加えて、卒業生も巻き込んだ学びの共同体は、学生、卒業生の両者にとって、キャリア形成の場となる。 もって本取組より、自らの力で大学や社会との「つながり」や「つながる力」が養成されるのである。 |
| （選定理由） | 佛教大学においては、教職員連携の下、組織的かつ具体的に学生支援が実施されており、その成果は、「学生の人間力を育む福祉実習教育の開発」や「公立学校を起点とする小大連携プロジェクト」などにおいて実証されるように大きな成果を上げていると言えます。 また、今回申請のあった「『縁』コミュニティによる離脱者ゼロ計画−適度な距離感を保った学生の共同体作りと修学支援セーフティネットの構築−」の取組は、社会的ニーズにあった時宜を得たものであり、その方法も、リアルとバーチャルを併用し、また、カリキュラムにおいても「ミッションプログラム科目群」を開講するなど、構想計画に無理がなく実現性の高いものとなっています。中でも、「卒業生も巻き込んだ学びの共同体」作りは、今後の学生支援の在り方に一石を投じる提案であり、その成果が大いに期待されるところです。 以上のことから、貴学の取組は、学生一人一人が多元的な関わりの中で多様な支援を受けられる取組であり、他の大学等の参考となる優れたものであると言えます。 |
高等教育局学生支援課
-- 登録：平成21年以前 --