平成19年度 「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム」選定プログラムの概要及び選定理由(校訓に基づく入学前~卒業後までの総合支援)

大学・短大・高専名 関東学院大学
プログラムの名称 校訓に基づく入学前〜卒業後までの総合支援
‐校訓:「人になれ 奉仕せよ」‐
プログラム担当者 吉原 高志
(プログラムの概要)  3年前に開設された学生支援室では、「人になれ 奉仕せよ」(校訓)、「学生本位の大学づくり」(学長方針)および「受・敬・共・信・誠の考え」に基づいて、教職員(先輩学生や非常勤スタッフも含む)が、学内・学外における学生生活および学習活動を支援してきた。その内容は、メンタルヘルス相談を含む生活相談・支援、特に聴覚障がい学生の支援および修学支援(主として基礎的科目の補完)である。
 この成果を基にして、支援内容を発展させ、さらに充実したキャンパスライフを学生に提供するために、現代社会的ニーズや在学生ニーズを的確に計り、在学生はもちろんのこと、入学前から卒業後までの支援を念頭において検討した。その結果、1.リメディアル用教材開発2.「何でもセミナー」(仮称)の実施3.メンター養成4.障がいを持った学生の対応に関する講習5.電子学生カルテと6.生涯メールアドレスの利用などについて、新たに特色ある取組として実施する。
(選定理由)  関東学院大学においては、学生支援に関する目標等に基づき、学生支援の取組を3年以上にわたり、具体的かつ組織的に実施しており、その結果は、メンタルヘルス相談を含む生活相談・支援、特に聴覚障害学生の支援及び修学支援において実証されるように大きな成果を上げていると言えます。
 また、今回申請のあったリメディアル用教材開発及び「何でもセミナー」の実施の取組は、悩みの対象が明確となっている学生への支援、並びに成績不振や授業に欠席が多い学生への支援に関し、緊急避難的な対応から抜本的な解決に導くまで、それぞれの支援のプロセスが明確であり、他に見られない工夫ある取組であると言えます。
 特に、メンター養成の取組にあっては、当該学生が潜在的に問題を抱えているとの想定に立って対応し、早期発見・早期解決を目指す取組であり、他の大学等の参考となる優れた取組であると言えます

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-- 登録:平成21年以前 --