平成19年度 「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム」選定プログラムの概要及び選定理由(新しい地球人養成プログラム)

大学・短大・高専名 東京農工大学
プログラムの名称 新しい地球人養成プログラム
‐循環型社会を支える主体的学生活動の育成‐
プログラム担当者 福嶋 司
(プログラムの概要)  本プログラムは、「使命志向型教育研究—美しい地球持続のための全学的努力」という本学の基本理念のもとに、問題解決能力を持ち、自分で考えて実行する「責任を持つ賢い市民」の育成のために地域に貢献する学生の自主的な活動を支援する。既に地域において高い評価を得ている災害ボランティア、森づくりの会、ごみダイエット運動などの活動を積極的に支援するとともに、循環型社会を支える新しい活動を展開できるよう「新しい地球人養成プログラム」を立ち上げる。社会連携の視点に富む専門性の高い専任のコーディネータを配置し、学内外から持ち込まれる様々なアイディアを検証し、社会との連携に必要な情報を収集、ノウハウを蓄積し、成果の公開を行う。社会的ニーズが高い「ボランティア」、「リサイクル」、「ものづくり」の3つのグループを組織し、どのサークルでも支援が必要となればいつでも学生活動支援センター活動に参加できる体制をつくる。
(選定理由)  東京農工大学においては、学生支援に関する理念と目標に基づき、自治体との協働による地域貢献事業を推進しており、災害ボランティア活動や学術文化産業ネットワークへの参画などで大きな成果を上げていると言えます。
 今回申請のあった「新しい地球人養成プログラム」の取組は、新たな社会的ニーズに対応したボランティア・リサイクル・ものづくりを通して学生を積極的に参加させる内容となっています。本取組は、学生が自発的に社会との関わりを持つことによって企画力やコミュニケーション能力が育成されると考えられ、他の大学等の参考となる優れた取組であると言えます。

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高等教育局学生支援課

-- 登録:平成21年以前 --