「医学部等教育・働き方改革支援事業（令和4年度補正）」の選定結果

令和5年2月17日

　「医学部等教育・働き方改革支援事業（令和4年度補正）」について選定しました。

1．事業の背景・目的

（1）背景

　令和5年4月施行予定の医師法改正等による医学生・歯学生の共用試験公的化に伴い、試験内容の拡充や試験実施の厳格化に対応する環境を整備することが求められています。
　また、大学病院においては、令和6年4月1日からの医師の時間外・休日労働時間の上限規制適用に向けて、医師労働時間短縮計画の作成、医療機関勤務環境評価センターによる評価の受審、都道府県への特定労務管理対象機関の指定申請等の手続きが必要なため、速やかに医師の労働時間短縮や業務効率化に向けた具体的な取組を進める必要があります。

（2）目的

　本事業では、医学部・歯学部における公的化後の共用試験の確実な実施のために必要なシミュレーター等の教育設備整備や、大学病院における医師等の労働時間短縮や業務効率化に資するICT機器等の整備について緊急的な支援を行うことを目的としています。

2．審査状況

　医学部、歯学部、附属病院を置く各国公私立大学長宛に公募を行い、88大学における155件の申請を受け付けた後、「医学部等教育・働き方改革支援事業推進委員会」における審査を踏まえ、この度、61大学の事業における70件の事業を選定しました。（詳細は以下の選定大学一覧を参照）

3．その他