21世紀COEプログラム

2004年4月6日


(参考)
(15年度予算額334億円)
16年度予算額367億円

趣旨]
 第三者評価に基づく競争原理により、国公私立大学を通じて、世界的な研究教育拠点の形成を重点的に支援し、もって国際競争力のある世界最高水準の大学づくりを推進する。

概要及び実績]
 主として研究上のポテンシャルの高い大学の研究教育拠点に対し、高度な人材育成機能も加味した、重点的支援を実施。
 各大学の個性や特色に応じ、各学問分野の世界的な拠点が形成されるとともに、各大学が全学的視野に立って戦略的な研究教育体制の構築に取り組むなど、大学全体の活性化につながることも期待。
 基本的な仕組みの概要は以下のとおり。
対象
 大学院(博士課程)レベルの専攻等を対象(複数の専攻等の組み合わせや附置研究所等にも配慮)。
申請
学長を中心としたマネジメント体制の下、如何にして世界的な研究教育拠点に育成するかという大学としての戦略に基づき、学長から申請。
審査
 日本学術振興会を中心に運営される「21世紀COEプログラム委員会」(委員長:江崎玲於奈芝浦工業大学長)において、研究教育活動実績や当該大学の将来構想を中心に、公平・公正な第三者評価を実施。
審査の視点
 1研究教育活動実績や将来性、2拠点形成計画の内容、3大学としての将来構想等を基に、ポテンシャルの高さについて評価。
年次計画等
 1件当たり年間1~5億円程度を原則として5年間継続的に交付。事業開始2年経過後に中間評価、期間終了時に事後評価を実施。
 全学問分野を10に分類して各年5分野ずつ公募を行い、これまで2年間に85大学246件の特色ある研究教育拠点を採択。
・14年度・・・申請:163大学464件、採択:50大学113件
・15年度・・・申請:225大学611件、採択:56大学133件


[平成16年度の計画]

継続分

 既に採択した研究教育拠点(85大学246拠点)への事業費の継続交付
 平成14年度採択の研究教育拠点に対する中間評価を実施

新規分

 革新的な学術分野の開拓を目指す研究教育拠点形成に限定した新規公募を実施
(件数:10~30件程度)


-- 登録:平成21年以前 --